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2023年2月12日(日)東京有明ビッグサイトのTFTホール500で開催される『GRACHAN 59×BRAVE FIGHT 27』のカードが発表された。
▼GRACHANライト級タイトルマッチ 5分3R
原口 伸(BRAVE GYM)第3代GRACHANライト級王者
小谷直之(ロデオスタイル)挑戦者
前回12月大会で発表された通り、「GRACHANライト級タイトルマッチ」として、王者・原口伸(BRAVE GYM)に小谷直之(ロデオスタイル)が挑戦する。
原口は、2019年のレスリング全日本選手権でフリースタイル70kg級覇者。プロMMAは2021年11月の『VTJ』での岡澤弘太戦のバッティングによるノーコンテスト以外は4戦無敗。2022年3月の『GRACHAN53×BRAVE FIGHT26』での大宮優戦の大激闘が評判となり、2022年5月に植田豊との「GRACHANライト級暫定王者決定戦」で判定勝ちで暫定王座についた。その後、正規王者・山本琢也が王座返上したことで、原口が正規王者となっている(※山本は1月15日の修斗に参戦し、山本健斗デリカットと対戦)。
2022年11月の前戦ではグアムで行われた『Brawl International 2』に参戦。3連勝中だった韓国のキム・サンウォンを1R TKOに下している。
対する挑戦者・小谷は、元ZSTライト級王者。UFC、GRACHAN、修斗で活躍後、2020年9月のGRACHANで植田に判定勝ち以来のMMAとなる。グラップリングでは2021年7月のQUINTETで原口の師匠である宮田和幸とドローのため、直に肌を合わせている宮田から原口はどんなアドバイスを授けられるか。
12月大会のケージ上で原口は、「小谷選手はUFCとかを渡り歩いた選手で、この壁を乗り越えないと世界で戦えません。殺される覚悟でブッ倒しに行きます」と意気込み。
小谷も「20年以上やっていますが、過去最高のコンディションを作って臨みたいです。自分が勝ったら、久々に横須賀大会をお願いします」と地元横須賀での大会再開に繋げたいとした。
▼GBFight ウェルター級 5分2R
山田哲也(TIGER MUAYTHAI & Mixed Martial Arts )
TBA ※海外選手と交渉中
また、ONE Championshipを主戦場としていた元ZSTウェルター級王者の山田哲也(タイガームエタイ)の参戦が決定。ONEでは水抜き無しのフェザー級(※70.3kg)=ライト級で戦い、エリック・ケリー、ラファエル・ヌネスに勝利後、マラット・ガフロフに判定負け、2020年12月の前戦でキム・ジェウォンに2R TKO負けして以来のMMAとなる。
GRACHANで山田はウェルター級で戦うことを宣言し、「2月大会に参戦して、その後もう1試合くらいして、10月8日のGRACHAN 15周年大会(幕張メッセ)でタイトルに挑戦したいです」と、川中孝浩が持つベルトに狙いを定めていることを語っている。その山田の対戦相手は「海外選手と交渉中」とされてる。
▼GRACHANフェザー級トーナメント準決勝 5分2R・延長1R
高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We)
崎山 勲(マッハ道場)
12月大会で「偶発性のバッティング」により、1Rでノーコンテストとなった試合の再戦。頭を下げてのオーバーハンドを武器とする崎山はいかに修正し、高橋も対策を練ってくるか。なお、もう一つのフェザー級トーナメント準決勝では、12月に小島勝志が鍵山雄介を2R、右ストレートでTKOに下し、決勝進出を決めている。
松場貴志が持つベルトへの挑戦権を賭けた「GRACHANフライ級次期挑戦者決定トーナメント」4試合も決定。
▼GRACHANフライ級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 5分2R延長1R
御代川敏志(パラエストラ柏)
薩摩竜仁(BLUEDOG GYM)
▼GRACHANフライ級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 5分2R延長1R
長野将太(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
天野哲宏(BLUE DOG GYM/TEAM FAMILIAR)
▼GRACHANフライ級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 5分2R延長1R
宮内拓海(TMC道場)
新垣健司(SHIMAZILIANS)
▼GRACHANフライ級次期挑戦者決定トーナメント1回戦 5分2R延長1R
児玉勇也(トイカツ道場/とらの子レスリングクラブ)
田中智也(fit)
王者の松葉はDEEPフライ級GPで2回戦進出も接戦の末、本田良介に敗れており、ホームで虎の子のベルトを賭ける相手は誰になるか。