▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
〇シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
[1R 1分48秒 リアネイキドチョーク]
×カルリ・ギブレイン(BRAZILIAN THAI)
柔道ベースで柔術を学び、Krushでプロデビューしているシビサイ。2018年7月からRIZINに参戦し、2021年6月にスダリオ剛にリアネイキドチョークで一本勝ち。しかし12月に関根“シュレック”秀樹にTKO負け。復帰戦となった2022年4月のRIZIN.35で“ラトビアの怪物”リハーズ・ビギスにTKO勝利を収めている。
対するギブレインは、現・GLADIATORヘビー級王者。ブラジルでプロデビュー後、2018年9月のHEATでイ・サンスの持つヘビー級のベルトに挑み、3R TKO勝ちで王座獲得に成功。初防衛戦で石井慧に一本負けで王座陥落も、2019年3月に韓国Double G FC 2でヤン・ドンギを1R TKOで再起。2022年4月にRISEに初参戦し、南原健太をKO。続く5月のGLADIATORで王者・大番高明もTKOに下し、ベルトを巻いた。7月のRISEでは、MAX吉田にフルマークの判定勝利を収めている。
組みのシビサイと打撃のギブレインの構図で、組み際の打撃も強いギブレインをシビサイはいかに組み伏せるか。大振りのフックながらガードの上からでも効かせられる強打を持ち、後半の逆転勝ちも多いギブレインは組みを凌いでの打撃を当てられるか。
1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取り、圧力をかけるギブレイン。コーナーから出るシビサイ。ギブレインも左ジャブを当てる。遠間からダブルレッグはシビサイ。ギロチンのギブレインを押し込み、小外でテイクダウンのシビサイ。ギブレインの立ち際にバックを奪い、4の字ロックのシビサイはリアネイキドチョークをパームトゥパームで絞める。左指を差し込んでいたギブレインだが、シビサイは組み手を頭後ろに変えて絞り、タップを奪った。
試合後、シビサイは、「あんまり長くしゃべるつもりはありませんが、31年間生きてきたて初めて鼻血を出しました……。これからも応援、よろしくお願いします。あと、つまんないインスタをやっているので、よろしくお願いします」と笑顔で語った。