林勇汰、約1年2カ月ぶりの勝利で連敗脱出
「1Rからローキックを効かされていた。逆にそれで気持ちが吹っ切れて、ガンガン前に出ようと思った」
▼第5試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
○林 勇汰(FLYSKY GYM)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×銀次(VAINQUEUR GYM/KPKB&TENKAICHIフェザー級王者、大和KICK -57.5kg王者)
※本戦の判定は29-28、29-29×2。
――試合を終えた率直な感想は?
「だめなところがいっぱい出たんですけど、2連敗していたので勝ててほっとしています」
――対戦相手の印象は?
「フック系のパンチでくると思っていたんですけど、初っぱなでローキックが効いちゃって。思っていたよりも蹴りが強くて戦いづらかったです」
――本戦では銀次選手の蹴り技にちょっと手を焼いていた印象だが、どんな気持ちで戦っていた?
「僕がローキックを練習していて、ローを効かせていこうと思っていたんですけど、まさかの1・2発で足が効いちゃって焦りがありました。でも効いちゃってからはカットしてガンガン前に出ようと思っていたので、逆に吹っ切れてよかったのかなと思います」
――延長が決まった時は何を考えていた?
「減点か減点じゃないかはわかっていなかったので、どうなんだろうと思っていました。でも1ポイントは最初に僕が獲ったんですけど、絶対延長だという気持ちで判定を聞いていたので、たぶん向こうよりも気持ち的には延長の準備ができていたと思います」
――延長はパンチの打ち合いの展開に持ち込んで、勝利を呼び込んだ。あの展開は狙っていた?
「僕は階級を上げてどちらかというと小さい方なので、足を使って回ったりローを蹴ったりスピードを活かそうと思っていたんですけど、やっぱりああいう試合になったので、僕はあれが得意なのかなと思います」
――2022年は2連敗から勝って締めくくれた。来年の目標は?
「ケガで2年休んでからサウスポーが続いていて、実質3・4年振りのオーソドックスだったんですけど、それでやっと今年最後のに結果を残せました。来年からは気持ちを切り替えてもっと活躍してベルトに近づけたらなと思います」
――ファンへメッセージを。
「今日はダメなところがいっぱい出た試合だったと思うんですけど、これからもっと直します。今年は勝って締めくくれたので、来年から活躍していくので応援よろしくお願いします」