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インタビュー

【Krush】中島千博「レオナ選手側から中島千博(とやりたい)と言ってもらえるように」、山本直樹「来年はベルトに近づけるように倒して結果を残していきたい」

2022/12/19 20:12
【Krush】中島千博「レオナ選手側から中島千博(とやりたい)と言ってもらえるように」、山本直樹「来年はベルトに近づけるように倒して結果を残していきたい」

Krushスーパー・フェザー級王座の初防衛に成功した中島

 2022年12月18日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.144』の試合後選手インタビューが公開された。

スーパー・フェザー級王者 中島千博、王座初防衛で1年を締めくくる
「会長のミットと大橋ボクシングジムさんで練習させてもらっているパンチが自然に出ました」


▼メインイベント(第9試合)Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R

○中島千博(POWER OF DREAM/王者)
判定3-0 ※30-28×3
×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
※中島が初防衛に成功。

――試合を終えた率直な感想は?

「本当に今は勝ててほっとしています。西元選手が絶対にKOしにくると思っていて、僕も守りに徹したら勝てないと思っていたので、KOを狙いながら僕の戦い方をして、とりあえず勝てたのでよかったです」

――対戦相手の印象は?

「本当に一発もらったら倒れちゃうようなパンチだったので、本当にヒヤヒヤじゃないですけど、常に気を抜けない試合でした」

――ハードヒッターの西元選手を相手に細かい出入りでパンチの距離にさせなかったのは作戦?

「作戦というより、僕自身きれいに戦いたくて。他の選手と違う動きをして『中島千博って他の選手と違うな』とか、戦い方を違う目で見て欲しくて。その中でキレイな技でKOしたりしたかったんですけど、そんな簡単に人は倒れないので、もっと自分自身のスタイルを貫いてやっていきたいと思います」

――3Rに合わせるような左フックでダウンを奪った。手応えはあった?

「狙って倒れたというよりは自然と倒れた感じですね」

――タイトルマッチに始まってタイトルマッチに終わった1年。振り返ってどうだった?

「『THE MATCH 2022』以外はKrushの2戦をやらせてもらって、僕自身もいいKrushの年になったなと思います」

――2023年の目標は?

「本当にレオナ(・ペタス)選手が『KOで勝って俺がやりたいという選手になってくれ』と言っていたので、もっとちゃんとしっかり勝ってレオナ選手とやりたいといいたかったんですけど、まだまだ自分はそんなことを言える立場じゃないので、もっと練習して、レオナ選手側から中島千博(とやりたい)と言ってもらえるように来年はもっとやっていきたいと思います」

――パンチを使う意識だった?

「そんなことはないですね。昔からやっていた空手をベースに自然とパンチが(出た)。相手によって戦い方をいつも変えるんですけど、その中でやりながらパンチが自然にでた感じですね」

――ショートのコンビネーションはこの試合のためというわけではない?

「そうですね、自然と出た感じですね。大橋ボクシングジムさんに行かせてもらって練習させてもらって、そういうのもあって。会長にもミットを持ってもらっているのが自然と出た感じです」

――大橋ジムで練習したものが試合に出た?

「ちゃんとジャブを出せているのも、細かい動きも。自分の中の一番の理想像は武居由樹君なので。自然とサウスポーでジャブが出たりしたので。僕が由樹君の動画をいつも見ているからかもしれないですけど、ちょっとずつ近づけたらなと思います」


――関節蹴りを出していましたが、折ってやろうくらいの気持ちだった?

「折ってやろうなんて思ってないです(笑)いつも同じ技を出しても相手が研究してきたりするんで、自分の中ではいろんな技、パンチもそうですし、蹴りもいろんな技を使っていきたいと思っている中で、出たという感じです」

――ファンへメッセージを。

「2022年はKrushで始まりKrushで終わることができました。2023年は今よりももう一個上のK-1の舞台に出て、もっと中島千博とPOWER OF DREAMを知ってもらえるようにどんどん練習して強くなっていきますので、これからも応援よろしくお願いします」

西元也史

――試合を終えた率直な感想は?

「1Rが終わった時点で絶対にいけると思って(勝てる)確信があったんですけど、2Rに向こうの上手さじゃないですけどそれに悩んじゃった部分とか、前に出きれない部分があって。2Rまでイーブンだ、3Rに行くしかないと思っていて、それでも行く自信はあったんですけど、そういった中で細かいところで向こうが上手だったというか。最後の最後も効いていたし、絶対倒して延長までいけると思っていたんですけど、あと一歩足りなくて。あと一皮剥けられなかった感じですね」

――対戦相手の印象は?

「独特なリズムとテクニックがあったなと思います」

――差があったとすればどこにあった?

「練習の動きを試合に出せたか、出せていないか。向こうは自然体のパンチで、倒そうとしたパンチじゃなく僕が膝をついてしまったと思います。向こうの上手さもあると思うんですけど、そういったところで僕が出し切れなかったんだと思います」

――今後の目標は?

「今すぐやってもやり返せる自信があるし、出せなかった自分が悔しいですし。用意された試合をちゃんと一つずつクリアしていって、またチャンスをつかみたいですね」

――ファンへメッセージを。

「僕を信じてついてきてくれた皆さんにベルトを見せたかったんですけど、まだ僕が今ひとつ成長できていなくて。ベルトを獲ってみなさんに気持ちを伝えたかったんですけど、僕がまだまだ足りなかったです。諦めずにこれからもがんばっていくので、これからもついてきてください。よろしくお願いします」

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