櫻井梨華子、連敗脱出で更なる飛躍を誓う
「2022年は勝って終わることができた。来年は倒せる選手になりたい」
▼第3試合 Krush女子フライ級 3分3R延長1R
×芳美(OGUNI-GYM)
判定0-3 ※28-30×2、27-30
○櫻井梨華子(優弥道場)
――試合を終えた率直な感想は?
「まず勝つことができて、いつも応援してくれている方々、サポートしてくれている方々に勝ちを届けることができて、正直めちゃくちゃほっとしています」
――対戦相手の印象は?
「やっぱりガツガツ前に来るし、効かせられたなというのは2Rくらいからありました。それを倒しきるという気持ち、倒して勝つという目標は自分の中にあったんですけど(芳美は)倒れないし、ずっと前に出てくるので、やっぱりキャリアが豊富で気持ちが強い選手だなと思いました」
――序盤から激しくパンチを交換する展開だったが、どんな気持ちで戦っていた?
「絶対に勝ちたかったんです。絶対に勝ちたかった。前回前々回の試合は勝つことができなかったので、やっぱり勝ちを見せたかったし届けたかったし、倒して勝つという目標があったので、そこですね。もう。そこです」
――2022年は6月のRING OF VENUSを含め女子が盛り上がりを見せたが、今年最後に勝利できたのは大きな意味があるのでは?
「まず勝つということが絶対の気持ちとしてあったんですけど、やっぱり倒して勝ちたかったです。女子が盛り上がっているイコール女子の試合が多くなってきて。女子は判定が多いじゃないですか。なので判定の中でも倒して勝つというのが印象にも残るし、強いなと思う選手が倒しているので、そこに持って行けなかったのが課題だなと思うし、でも勝ててよかったなというのは大きく思っています」
――K-1 JAPAN GROUPでの3連敗を止める形で2022年を終えたが、来年の目標は?
「勝って終わることができたので、次は倒しきれなかったというところを詰めて練習します。倒せる選手なんだと思ってもらいたいし、自分も倒せる選手になりたいので、そこを突き詰めて練習していきます」
――ファンへメッセージを。
「いつも応援してくださる皆様ありがとうございます。自分はやっぱり勝ちたいという気持ちと、応援してくださる皆さんに勝ちを届けたい。『女子にでも倒せる選手っているんだな』と思ってもらえて、憧れられる選手になりたいです。自分もK-1のリングに立つ前はK-1に憧れて入ったので、そこを目指している人には勇気を与え、応援してくださる方々だったりサポートしてくださる方々に勝ちを届けて『お、いいな』と思ってもらえるようにがんばりますので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」