伊藤健人、鈴木翔也とのダウンの奪い合いに勝利
「最後まで集中しきることをテーマに戦った。新しい感覚に出会うことができました」
▼第6試合 Krushライト級 3分3R延長1R
×鈴木翔也(OGUNI-GYM/元NJKFライト級&スーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※27-28×2、29-27
○伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
――試合を終えた率直な感想は?
「率直に本当にうれしいです。ただ、ここのマイクではなくてKOで勝って言いたいことがひとつだけあって、それを伝えられなかったので、そこが実力不足でした。(対戦相手の印象)他団体で二階級制覇されているチャンピオン。本当に実力のある選手だったので、気を引き締めて最後まで油断しないように戦っていました。ただ倒せなかったことが悔しいですね」
――ダウン応酬の激戦となったが、この展開は予想していた?
「僕が倒れるのは全くではないんですけど、2%くらい予想はしていて。本当に最後まで鈴木選手は気持ちが折れない選手なので、最後まで集中しきるというのがひとつのテーマだったので、倒しても倒されても動揺はしませんでした」
―――パンチと蹴りを的確に散らしてヒットしていたのは伊藤選手で、一発のある相手だけに緊張感がある3Rだったと思いますが、元々どんな作戦だった?
「展開はいろんなパターンを予想していて、僕も戦績を重ねて負けも重ねているので、本当に全パターンやってきて。10年間やってきているんですけど、今日は昨日の時点から新しい感覚で試合に向かっていて。試合中も新しい感覚で。言葉にするのは難しいんですけど、気負わなかったというか。太田先生にも力みすぎだといつも言われていて。試合前から力むなと言われていたのを実践したら結果に繋がったので、本当に太田先生のおかげであるのと、新しい感覚を自分に身につけていこうと思いました」
――2022年の最後に新しい自分に出会えた?
「そうです」,
――2022年は2勝1敗で勝ち越し。来年の目標は?
「これを言いたくて、声を大にしていいたいんですけど。KOできなかったのでここで言うしかないんですけど、僕は来年の3月のビッグマッチに、今日の試合結果とか実力では足りないのはわかっているんですけど、3月まで練習を重ねて出られる実力を身につけて、僕には大田先生と応援団がいるので、その3月のビッグマッチに出たいというのが自分の次の目標なので、3月お願いします」
――ファンへメッセージを。
「今日もたくさんの応援ありがとうございました。みなさんの応援があってここまで続けられています。僕は3月の次の試合までにとても強くなって、みんながより驚くような姿になるので、また応援団とともに3月のビッグマッチに出たいと思います。これからもよろしくお願いします」