山本直樹、ジム移籍後初勝利でタイトル再挑戦へ
「自分はまだまだこんなもんじゃない。もっと完璧に仕上げてベルトに近づきたい」
▼セミファイナル(第8試合)Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
○山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)
KO 3R 1分51秒 ※左ボディ
×野田哲司(ARROWS GYM)
――試合を終えた率直な感想は?
「移籍してやっと勝てたのでほっとしています。(対戦相手の印象)会見でも絶対勝つと言っていて気持ちも見えたし、スピードも速くてやりづらかったですね」
――序盤は野田選手が手数で押す展開は想定していた?
「まだ練習していたことが出せなかったというか、まだ様子を見ていた部分があったので。1Rから倒しに行く練習をしていたつもりだったんですけど、前の動きが出ていた感じで、最初はちょっと焦っちゃったんですけど。1R終わってトレーナーたちセコンドの人たちと話して、やってきたことを出せとアドバイスをもらえて、2・3Rで出せたんじゃないかなと思います」
――3Rにボディでダウンを奪いKOだったが、ボディ狙いは作戦?
「ボディだけじゃなくてパンチでも蹴りでも倒せる武器は練習していたんですけど、それがボディになったかなというだけで。1Rから倒しにいけたはずなんですけど、まだ自分の気持ちが出せなかった感じですね」
――いくつかある選択肢のうちのひとつのボディが今回ははまった?
「そうですね」
――K-1ジム五反田へ移籍して初勝利で、移籍の成果が出た実感はある?
「まだまだなんですけど、やってきたことを少しは出せたかなと思います。でもまだこんなもんじゃないので、それを完璧にして来年にはベルトに近づけるような結果を残していきたいと思います」
―――メインイベントで中島千博選手がKrushスーパー・フェザー級の王座を防衛。試合を見てどう思った?
「終わった後にセコンドの人たちと課題について話していて、まだ試合を見ていないんですけど、中島選手には一回勝ってるんですけど、そこからチャンピオンになって実績がすごい選手なので。でも自分はベルトを獲るためにやっているので、またいずれ組んでもらえるような結果を残していきたいと思います」
――試合後のマイクでは『こんなもんじゃない』とコメントがあった。来年の目標は?
「今回はKOで勝ったんですけど、本当に1Rから倒せる練習をしているので、来年はベルトに近づけるように倒して結果を残していきたいと思います」
――ファンへメッセージを。
「今年最後の試合、たくさんの応援ありがとうございました。みなさんの応援が力になってKOに繋がったと思います。来年はもっと結果を残してベルトに近づけるようにがんばるので、応援よろしくお願いします」