▼第8試合 DEEPメガトン級暫定王者決定戦 5分3R
〇酒井リョウ(レンジャージム)107.45kg
[1R 0分33秒 TKO]
×赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)122.20kg
※酒井が暫定王者に
UFCリリースも防衛戦を行なっていない正規王者ロッキー・マルティネスに代わるDEEPメガトン級暫定王者決定戦として、酒井リョウ(レンジャージム)と赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)が暫定のベルトを争う。当初7月に対戦する予定だった両者だが、酒井の怪我により延期。11月12日の後楽園ホール大会での激突となった。
酒井は2連勝中。2021年6月にセイントの右フックでKO負けも、2021年10月にケニー中村を右フックを効かせての右ヒザ蹴りでKO。2022年3月には、大成を判定3-0で下している。
対する赤沢も2連勝中。2021年12月に3年9カ月ぶりにMMA復帰すると大成に判定勝ち。2022年7月の前戦では、アンディコングを1R TKOに下し、試合後、セコンドの秋山成勲とともにマット上に立ち、「秋山さんの青木(真也)選手との試合でセコンドについて、今回、酒井選手が怪我して出来なかったですが、観て分かる通り、こんなもんじゃないから。酒井選手とやるなら暫定王座か、12月にロッキー・マルティネスとやる準備も出来ている」と王座戦をアピールしていた。
打撃の酒井に、組み技の赤沢の構図。酒井はいかに組みを切ってスタンドの時間を作るか。赤沢はトップから攻められるか。
◆酒井リョウ
「今年の7月に試合が組まれていましたが、流れてしまい申し訳ございませんでした。赤沢選手はパワー、技術、すべて自分より上回っていると思いますが、自分には10年間、試合をしてきたという自負があります。明日は、メガトン級らしい激しく悔いのない試合をします」
◆赤沢幸典
「10年ぶりの再戦ということで、10年前はKOでやられてしまいました。今回は、やり返せるように。明日は、どちらかがチャンピオンになって、どちらかが凹む一日になると思います」
1R、ともにオーソドックス構え。左インローは酒井。サウスポー構えにスイッチからオーソに戻すと、互いに近い間合いで打ち合い、赤沢の右に酒井が左を外からかぶせて、右を打ち込むときに頭も当たったか、赤沢が後方に倒れダウン、鉄槌連打にレフェリーが間に入った。
愛息を左腕に抱いた酒井は、佐伯さんから『練習だったら10回やって10回負ける』と言われましたが、僕、本番に強いんで! でもみんなのおかげでやっとベルトを巻けました。ほんとうに心から感謝します」と語った。
(バックステージ)
酒井「今回は中村選手とか誠悟選手とか今まで戦ったメガトンの人たちがみんな協力してきてくれて練習で助けてくれました。重量級は(赤沢の練習先の)GENスポーツに強い選手が集まっていて、GENスポーツに負けないようにしようと挑みました。
3年前にやられているロッキー(マルティネスに)もう1回、挑戦して必ず倒すことを約束します。スダリオ選手についいては、正直、キックもやって自分の方が強い。練習していたこともあるんですけど、3年くらいしたらヤバいなと。やるんだったら今。RIZINファンはスダリオ選手の方が強いと思っているんで、DEEPを代表して、やると決まったら倒します」
俺のこと応援してくれてる人達へ
— Yukinori Akazawa (@akazawa130) November 13, 2022
酒井選手の右はヒットしてるしバッティングじゃない。
折角のチャンピオンシップ
彼の勝利にケチつけるのは良くない!
素直にお見事!
このショートレンジで右打ち込めるのは相当覚悟ないと出来ないよ
今回は完敗!
必ず俺も強くなって戻ってくるから
信じてほしい https://t.co/NQg47D100p