▼第3試合 DEEP バンタム級 5分2R
×雅 駿介(CAVE)61.65kg
[1R 3分19秒 リアネイキドチョーク]
〇鹿志村仁之助(セロ・ロンゴ・ファイトチーム)60.85kg
雅は元ムエタイオープンライト級王者&スック・ワンキントーンライト級王者&WMC日本ライト級王者。2021年2月のDEEPでMMAデビューし、ヒロヤを相手にケージムエタイを駆使して判定勝ち。
しかし、7月に元英雄伝説アジア王者のRYUKIにパウンドでTKO負け。2022年1月の石渡伸太郎引退興行では、風間敏臣のハンマーロックで一本負けで2連敗も、4月の大阪大会で中本龍平に判定勝ち。7月のDEEPでも海飛に判定勝ち、9月のDEEP浜松でも植田雄太を1R パウンドでTKOに下しており、現在3連勝中。ムエタイファイターさながらに約2カ月間隔で連戦を続けている。
対する鹿志村もMMA戦績は雅と同じ4勝2敗。柔道&柔術ベースで、茨城県のストライプル茨城から進学の為に上京し、IGLOOで柔術を磨く。2019年のアマチュアPANCRASEプロ昇格トーナメントライト級優勝。2020年2月に魔破DATEに一本勝ちするも、同年7月に狩野優にTKO負け。
2021年に「格闘DREAMERS」の1次オーディションを通過も辞退。2021年10月に再びPANCRASEで上田厚志にキムラロックを極めて一本勝ち。2022年3月にハンセン玲雄を2R 三角絞めで極めてANCRASE2連勝。4月には沖縄のMCCS Fight Night 2022で滝田J太郎にリアネイキドチョークで一本勝ちで3連勝。2022年6月にライト級で「ROAD TO UFC」に緊急参戦。キ・ウォンビンに1R TKO負けも存在感は示した。
米国セロ・ロンゴ・ファイトチーム所属となり、米国修行から帰国。ライト級からフェザー級、そして今回のバンタム級と階級を下げて戦う寝技師・鹿志村は「世界を目指すため今後は、バンタム級で試合します。でもやる事は何も変わりません。極めます!」とSNSに意気込み。
対する雅は、ハイペースに試合をこなし、難敵・鹿志村戦のオファーも受け、ケージムエタイに磨きをかけて4連勝を目指す。
◆雅 駿介
「DEEP 110、鹿志村くん楽しもう(フィストバンプして)。最高の日にします。押忍」
◆鹿志村仁之助
「イグルー所属ですが、ニューヨークのセロ・ロンゴ・ファイトチームでMMAは移籍し、DEEP初参戦で僕も楽しみですし、みんなも楽しませられたらいいなと思います」
1Rからオーソで右ストレートで詰める雅。下がる鹿志村にダブルレッグテイクダウンでバック。しかし、腰をずらして正対した雅は上を取り立ち上がり。
組んで腕を手繰ろうとする鹿志村に首相撲ヒザ! さらに右を当てるが、シングルレッグに入る鹿志村が上で組み、脇を潜りスタンドバックから引き込み、両足を差し入れるとリアネイキドチョークへ。雅を首を巻かれながらも腰をずらして右足の上に乗るが、それでも鹿志村が絞めて、タップを奪った。