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【DEEP】石司がCOROを破り、バンタム級新王者に! メガトン級暫王座戦は酒井が戴冠、ミクロ級王座戦は大島が古瀬に秒殺一本勝ち、ライト級で江藤が北岡との接戦制す

2022/11/12 17:11

▼第4試合 DEEPライト級 5分3R
〇川名 TENCHO 雄生(北海しゃぶしゃぶ/Y&K MMA ACADEMY)70.70kg
[1R 1分04秒 TKO]

×高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)70.25kg

 川名雄生は、2020年7月にキャプテン☆アフリカを1R KOに下し、修斗世界ライト級王者に就くと、2020年9月にRIZIN参戦。DEEP同級王者の武田光司、矢地祐介に連敗後、2021年9月の修斗では西川大和を相手に防衛戦に臨み、5R、ドクターストップによるTKO負けで修斗王座陥落。2022年2月にDEEPに初参戦し、石塚雄馬の右オーバーハンドを浴びてTKO負け。4連敗と後が無い状況だ。

 パラエストラ八王子の高橋は、2015年のPANCRASEハワイ大会で勝利後、ビジネスマンとして活躍。2018年10月のメモリアル300大会で3年ぶりの復帰戦をブラジルのルシオ・アブレオと戦い、カウンターの右ヒジ一発で切り裂き逆転勝ち。そこから3年の時を経て、2021年10月にPANCRASEマットに復帰も平信一に2R 右ストレートを浴びてKO負け。今回、2014年大晦日の「DEEP DREAM Impact」以来のDEEPケージ参戦となる。

◆川名 TENCHO 雄生
「水抜きの岩盤浴中に、いかつい人が来て、あわやその人と一戦交えるかもしれない緊張感のなか、しっかりコンディションを整えて来たので、明日は勝ちたいと思います」

◆高橋“Bancho”良明
「川名選手と熱い試合が出来るのがとても楽しみです。久々のDEEPで暴れて盛り上がる試合をするので楽しみしててください」

 1R、ともにオーソドックス構え。川名は出入り。高橋の右に下がるが、川名は左のカウンター! 腰を落とした高橋の立ち上がりにさらに左右ラッシュ! 金網に詰めて右を当てると、高橋がまたも腰を落とす。そこに川名はラッシュすると、レフェリーが間に入った。

 2年4カ月ぶりの勝利を掴んだ川名は「やっと…4連敗してやっと1勝を掴みました」と涙。「この掴み取った1勝を噛みしめて次に進みたいと思います」と語った。

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