▼UFC世界バンタム級世界選手権試合 5分5R
〇アルジャメイン・スターリング(ジャマイカ)22勝3敗(UFC14勝3敗)※UFC8連勝 135lbs/61.24kg
[2R 3分44秒 TKO] ※
×TJ・ディラショー(米国)17勝5敗(UFC13勝5敗)135lbs/61.24kg
「UFC世界バンタム級世界選手権試合」(5分5R)で、王者アルジャメイン・スターリング(ジャマイカ)に、TJ・ディラショー(米国)が挑戦。
1R、ともにスイッチを繰り返すなか右ローはディラショーも、蹴り足を取ってテイクダウンはスターリング! 左手を気にするディラショー。マウントを奪うスターリング。下のディラショーは手首を両手で掴んで凌ぐが、手を解いたスターリングは右のパウンド連打! 防ぐディラショーにスターリングはリアネイキドチョークへ!
ディラショーはブリッジから金網を蹴って亀まで持っていくが、ここもバックマウントをキープするスターリングは4の字ロック。脇の下の右腕を掴むディラショー。残り1分半。背後からパウンド連打し、ディラショーの立ち上がり際をボディロックから投げる。
その際で立ち上がるディラショー。すぐに金網に詰めてダブルレッグはスターリング。背中を着けながらもシングルレッグで立ち上がるディラショー。ホーン。コーナーに戻るディラショー。シングルレッグの着地時に腕を着き、左肩を傷めたか。
インターバルでのチェックに肩を回して見せるディラショー。
Aljamain Sterling's (@funkmasterMMA) 8-fight win streak is now the longest in UFC bantamweight history.
— UFC News (@UFCNews) October 22, 2022
He is now tied for the most wins in UFC bantamweight history - 13 - with TJ Dillashaw #UFC280
2R、痛めた左から振るディラショー。しかし、スターリングは組んでマット中央でテイクダウン。半身になるディラショーはフルガードに戻して立ち上がるが、そこにアナコンダチョークを合わせるスターリング!
首を外して立ち上がるディラショーだが、再び左腕を触り、肩をハメようとする。しかし、なおも詰めるスターリングはダブルレッグテイクダウン! すぐにバックマウントを奪い、パウンド。レフェリーが遅めのストップに入った。
これが世界の頂点に立つファイター👑💪️😤#アルジャメイン・スターリング#UFCバンタム級王者#UFC280 pic.twitter.com/grURSYAdLJ
— UFC Japan (@ufc_jp) October 22, 2022
試合後、スターリングは「(肩の怪我は知っていたか?)いや、そんなことはもちろん知らなかった。ダメージを与えても反撃してくるタイプだから油断はしなかった。でも今日はがっちり勝った。これは戦争になると分かっていたから、万全の戦いを見せるだけだった。がっちり勝った。誰が出てきても試合をするよ、(マルロン)ベラでもいい。誰がチャンピオンなのか、これでよくわかっただろう?」とコメント。
続けてディラショーにダニエル・コーミエーが「試合前に『言いたいことがある』と言っていたが?」と問うと、ディラショーは、「脱臼だね。4月に痛めて、キャンプでも万全ではなかった。それでも戦わないといけなかった。残念だけど肩は動かなかった。もう限界だった」と語った。
試合前のメディカルチェックを行っているディラショーだが、試合後に負傷を明かしている。
バンタム級タイトルをかけた一戦🏆
— UFC Japan (@ufc_jp) October 22, 2022
アルジャメイン・スターリングが圧倒的なパフォーマンスで防衛成功👏#UFC280#AndStill pic.twitter.com/xNGXH97pT9
試合後、ダナ・ホワイトUFC代表は会見で、ディラショーの試合前の怪我について、「コミッションからは何も言われていない。(試合前に)怪我してる様子があるなら言うべきだった」と語っている。