キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】西岡蓮太が復帰戦の鈴木宙樹に完勝、中島弘貴は古豪クンタップに敗れる波乱、工藤“red”玲央が豪快KO勝ち、乙津陸と酒井柚樹が大熱闘

2022/10/16 20:10

▼第6試合 KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1R
〇新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※10-9×3
×カミシロ(PHOENIX)
※本戦の判定は29-30、29-29×2。


 1R、いきなり左ハイで新田をガードの上から吹っ飛ばすカミシロ。さらにそのまま前へ詰めていってヒジを打つ。新田が入り込むところには左フックを合わせるカミシロ。首相撲でも崩される新田。右ローを蹴っていく新田にカミシロは右ストレートで突っ込む。カミシロのアグレッシブさに後手後手に回っていた新田は、左ハイを空振りするとそのまま回転してのバックハンドブローでようやく見せ場を作った。


 2R、右ローからパンチを繰り出す新田だがパンチは空振り。新田がようやく攻め始め、逆にカミシロは攻め疲れを見せる。カミシロは組まれると何度も転倒。


 3R、互いにカーフを蹴り合い、右を出し合う。右カーフを蹴ってパンチ、という展開がお互いに続き、揉み合ってはブレイク。新田は鼻からの出血がひどく、ドクターチェックに。再開後、左右フックで襲い掛かる新田にカミシロも応戦するが両者ともガムシャラで空振りが目立つ。新田が左ミドルを蹴って試合終了。


 本戦はドローとなり、延長戦へ。ここでカミシロは右ローを蹴ってガムシャラではなくワンツーを打つ。新田は左ミドル。フラフラの新田だが縦ヒジを繰り出し、右ストレート。ここでこれまで何度も繰り出してきた新田のバックハンドブローがヒット。


 両者鼻血を出してフラフラになりながらの一戦は、判定3-0で新田の勝利となった。

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