キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】西岡蓮太が復帰戦の鈴木宙樹に完勝、中島弘貴は古豪クンタップに敗れる波乱、工藤“red”玲央が豪快KO勝ち、乙津陸と酒井柚樹が大熱闘

2022/10/16 20:10

▼第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R
〇工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
KO 2R 0分37秒 ※右フック
×ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM)


 工藤はファイヤー原田の愛弟子としてJ-NETWORKで活躍。ジムの閉鎖とともにTEPPEN GYMに移籍してファイヤー譲りの根性に加えて技術を磨き、現在2連勝中。


 柿崎は東北を中心に活動する、DBSスーパーバンタム級王者、RKAスーパーバンタム級王者、元DBSフェザー級王者、元RKAフェザー級王者。


 1R、前に出る工藤は右ロングフックで前へ出る。まだエンジンがかかっていない様子の柿崎を連打でコーナーへ追い詰める。左ミドルを蹴る柿崎は工藤の右ロングフックをかわして右フックを入れる。すると工藤は2度しゃがむ“かえる跳び”からの右フックでダウンを奪う。その後も右ロングフックを振り回す工藤。


 2Rも前に出る工藤が右ボディを叩く。さらに飛び込んでの右フックをヒットさせ、柿崎はヘッドロックのように組み付いたが、工藤がこれを振りほどくと頭からマットに。立ち上がろうとすると全く身体が動かず、工藤のKO勝ちとなった。


 工藤は「KO勝ちしました。今日、那須川会長からも100%KOと言われていて。絶対にKOでとみんなにも宣言していて。でも難しくて緊張して不安だったんですけれど、こういう結果になってよかったです。ダメージないので、11月12日にも出たいです。そろそろタイトルマッチもやりたいです」とアピールすると、「次は友だちを1人連れてきてください。そうすると会場が満員になるので」と営業活動も忘れなかった。

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