▼第4試合 120kg契約 5分3R
○シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
[1R 1分36秒 TKO] ※マウントからヒジ
×リハーズ・ビギス(ラトビア)
シビサイ頌真は、MMA7勝3敗。ラオスと日本のハーフで柔道&柔術がバックボーン。190cm超えの恵まれた体格を武器に、2011年にKrushでキックボクシングプロデビューを果たすと、2012年からHEATに参戦し、DEEP、ZST、GRACHAN、巌流島と様々なリングで戦ってきた。RIZINには2018年7月から参戦し、初戦は敗れたものの、その後はキム・チャンヒ、セルゲイ・シュメトフ、そして2021年6月にはスダリオ剛と連続一本勝ち。しかし、大晦日では関根“シュレック”秀樹にTKOで敗れた。
ビギスは9戦9勝のパーフェクトレコードを持ち、5つのKO/TKOと2つの一本勝ちと、フィニッシュ率は8割に迫る。国内及びヨーロッパのボクシングやキックボクシングの大会に出場し、WKTSFキック世界選手権、パンクラチオンバルチック選手権、パンクラチオンラトビア選手権、キックボクシングラトビア選手権、ボクシングラトビア選手権など数々の大会で優勝。
2015年にラトビア国内のMMA大会FREONでプロデビューし、三角絞め、リアネイキドチョークなどで白星を積み重ねてきた。2018年にはポーランドで行われたボクシング大会にも出場し、4R43秒でKO勝利、翌2019年4月にもポーランドのボクシング大会ボクシングナイト15にて1R1分25秒でKO勝利を挙げた。さらに5vs.5で試合をするTFC(チーム・ファイト・チャンピオンシップ)という変わり種の大会にも出場し、TFC世界選手権でもチームを勝利に導いている。
1R、ゴングと同時に組むのはシビサイ。首を固めて崩してテイクダウンを奪う。下のビギスはクローズドガード。足を解いたビギスにパスからマウントを奪ったシビサイは上から左右の鉄槌連打! さらにヒジを打ち落とすとビギスの動きが止まり、レフェリーが間に入った。
歓喜のシビサイはトップロープを飛び込え、足を引っかけてリング下にダイブ。それでもリング下のパラエストラ東京のチームメイトと熱いハグをかわした。
シビサイは、「年末、関根選手に負けてしまって気持ち的に浮ついていた自分に気付き、心を入れ替えて練習しました。お父さんが、誕生日なんです。おめでとうございます。会長も4月の誕生日と聞き、何としても勝たなくちゃいけなかったんです。だから嬉しいです。言いたいことがたくさんあったんですけど、忘れちゃいました」と締めて、リングを後にした。