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【UFC】全試合フィニッシュ決着! ヒルがサントスを4R TKO、佐藤天が右ハイKO負け、ニールがルーケを衝撃KO、TUF30ヘビー級でカマル・ウスマン弟モハメドが優勝、女子フライ級はミラーが制す

2022/08/07 08:08

▼ヘビー級 5分3R
〇セルゲイ・スピバック(モルドバ)15勝3敗(UFC6勝3敗)249.5lbs/113.17kg
[2R 3分42秒 TKO]
×アウグスト・サカイ(ブラジル)15勝5敗(UFC4勝4敗)260lbs/117.93kg

 ヘビー級14位のサカイと現在はランキングから落ちているスピバックの一戦。

 元Bellatorのサカイは、コンテンダーシリーズブラジルで勝利してUFCと契約。ブラゴイ・イワノフに判定勝ちするなど4連勝でランキング入りも、その後アリスター・オーフレイム、ジャルジーニョ・ホーゼンストライク、タイ・ツイバサ相手に3連続KO負け。ATTの寮では出稽古寮のクレベル・コイケと同部屋だった。

 対するスピバックはUFC5勝3敗。UFC3連勝から、トム・アスピナルに1R TKO負けも、2022年3月の前戦でグレッグ・ハーディに1R TKO勝ちで再起を遂げている。

 1R、ともにオーソドックス構え。右カーフキックを当てるサカイに、押し返すスピバックは小外がけでテイクダウン! すぐに立つサカイにギロチン狙いから首を抜いたところで右で差して足技でまたもテイクダウン!

 ニーシールドのサカイに右脇差してパスを狙うが、その際で亀になり立ち上がりを狙うサカイ。そこに右足をかけにいくスピバック。立ち上がり正対を狙う。

 そこでスタンドバックにつくスピバック。正対し四つに戻すサカイだが、スピバックは大外刈でテイクダウン。アームロック狙いから亀のサカイにサイドバックからパウンド。さらにバックに引き込むが、サカイも立ち上がり、リアネイキドチョークの際で正対する。右を突くスピバックが押し込みブザー。

 2R、左ジャブを当てるスピバック。さらにワンツーから組みに行くか、ここは切るサカイ。しかしジャブを被弾する。なおもジャブからサカイを下がらせ、シングルレッグからハイクロッチで持ち上げテイクダウン! サカイは下からシングルレッグで足を手繰り立ち上がるが、ここもスピバックは右で小手に巻いて払い腰!

 下になるサカイはハーフガード。スピバックは鉄槌を打ち込み、亀から立とうとするサカイにバックマウントで背後からパウンド連打。両足をかけてのパウンドにレフェリーが間に入った。

 ランカーを撃破したスピバックは、「UFCで9試合を戦ってきた、デカい試合をさせてほしい」と語った。

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