▼ダブルメインイベント1(第9試合) 62.5kg契約 3分3R
〇髙橋亨汰 (伊原道場本部/日本ライト級王者)
TKO 3R 0分26秒 ※左ストレート→出血によるドクターストップ
×ポッシブルK ( K’GROWTH/元TENKAICHIライト級王者)
高橋は極真空手出身で、兄は極真会館第12回全世界空手道選手権大会4位の高橋佑汰。2015年10月にキックボクシングデビューし、多彩な蹴り技で2019年7月に日本ライト級王座に就いた。2020年9月にNJKFライト級2位・野津良太に初回TKO勝ち、10月にはベテランの健太を判定2-0で破る金星、2021年4月にWBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者・山浦俊一に判定勝ち、6月と10月はTENKAICHIスーパーライト級歴代王者にそれぞれKO勝ちと、他団体の王者・ランカーを撃破している。2022年5月には1月に無効試合となっていた古村匡平と再戦し、勝利を収めてひとつの引き分けを挟んで14連勝中。戦績は26勝(12KO)3敗2分1無効試合。
ポッシブルKはトリッキーな動きから繰り出す足技を得意とし、TENKAICHIやシュートボクシングなど様々なリングに上がっている。戦績は15勝(7KO)14敗。
1R、両者サウスポー。高橋は蹴りを中心としたスタイルでポッシブルKは左ストレートから右ボディ。蹴りで下がらせる高橋が左ロー、左ミドル、そして速い左ハイ。終盤には後ろ蹴りも繰り出した。
2R、高橋はポッシブルKが入ってくるところに右フックを合わせ、ジャブを突きながら左ロー&ハイを蹴る。ポッシブルKはアタックを仕掛けるが高橋が技を合わせ、バックステップでかわして攻撃を当てる上手さを見せた。
3R始まってすぐ、蹴り足をキャッチしての左ストレートをヒットさせる高橋が左ストレートの3連打。これでポッシブルKの左目上が切れて流血。ドクターチェックでストップがかかった。
高橋はマイクを持つと「僕自身、今日はチャンピオンらしい戦い方が出来なかったんですが、次は必ず強いなと思わせる試合をします」と話した。