▼スペシャルメインイベント1(第11試合) 62.5Kg契約 3分3R
×重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者)
TKO 3R 0分50秒
〇真吾 YAMATO(大和ジム/NJKFスーパーライト級暫定王者)
重森は16歳でプロデビューし、10戦目で無敗のまま新日本キックボクシング協会の日本バンタム級王者となり、14戦目で初黒星を喫するまで無敗を保った。20歳で日本フェザー級王者となり二階級制覇を達成。2017年12月には『KNOCK OUT』で、4年間無敗の18連勝を誇っていたマキ・ピンサヤームに黒星を付けてその名を轟かせた。2019年7月にWKBA世界ライト級王座を獲得して三階級制覇。2021年7月にはスアレック・ルークカムイから勝利を収め、KNOCK OUT-REDライト級王者に輝いた。10月にはホームリングの新日本キックでREITO BRAVERYから判定勝利と連勝街道を突き進んでいたが、12月のシュートボクシングで笠原弘希に試合終了間際のバックドロップでシュートポイントを奪われて判定負け。今年3月の新日本キックでは大谷翔司に判定2-0で勝利し、5月はテーパプットとドロー。
真吾は2015年2月デビューの26歳で、戦績は22勝(11KO)8敗2分。183cmの長身を利した攻撃を得意とする。2021年11月にNJKF暫定王座に就いた。
1R、序盤はローの蹴り合い。重森は右ロー&左インロー、真吾は右ロー。真吾はローを蹴りつつワンツーを狙う。重森は時折前蹴りで突き放しつつ、真吾が前へ出てくるところにヒジを合わせた。
2R、重森は前蹴りで何度も真吾を突き放して右ロー、左ミドル。そしてヒジを繰り出すが真吾はかわす。真吾はワンツーを放つが重森はヒットさせない。
3R、両者はいきなりヒジで打ち合う。何度も至近距離でヒジをぶつけ合う両者。場内がどよめく中、真吾がバックスピンエルボーをヒット。さらにヒジの打ち合いが続くと、真吾の左ヒジで重森がダウン。
立ち上がった重森だが鼻と額から大量に出血して血まみれに。ドクターチェックとなり、ここでストップがかかった。真吾が重森の得意とするヒジで番狂わせの勝利を収めた。