キックボクシング
レポート

【新日本キック】二大エースが敗れる波乱!勝次が羅向に初回KO負け、重森陽太がヒジの打ち合いで真吾YAMATOにTKO負け

2022/07/24 21:07

▼ダブルメインイベント2(第10試合) 70kg契約 3分3R
〇リカルド・ブラボ(伊原道場アルゼンチン支部/日本ウエルター級王者)
KO 2R 2分07秒 ※3ノックダウン
×ゴンナパー・ジィーモンコン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定140ポンド7位)


 アルゼンチンからのキックボクシング留学生ブラボは来日して5年。2022年6月にTENKAICHウェルター級3位・杉原新也に初回TKO勝ち、8月の西村介佑戦では1RKO勝ち、10月にはチャンスックにも3RでTKO勝ち、そして今年3月にも匡志YAMATOに初回KO勝ち、5月にはカンボジア人選手にもKO勝ちと5連続KO勝ち中。21勝(16KO)2敗1分の22歳。


 ゴンナパーは初出場の元ラジャダムナンランカー。29歳で戦績は55勝25敗。


 1R、序盤はローの蹴り合い。ゴンナパーはしつこく右ロー&左インローを蹴っていく。ブラボはプレッシャーをかけつつワンツーを繰り出すが、ゴンナパーは上体を動かしてなかなか当てさせない。


 2Rになるとさらに圧力を強めるブラボがロープ伝いに離れようとしたゴンナパーへ右ハイキック、ダウンを奪う。その後はブラボの独壇場。強烈なパンチの連打でゴンナパーを追い回し、ゴンナパーの左ストレートをもらう場面もあったが左フックでダウンを追加。最後は左右フックの連打からヒザを突き上げ、3度目のダウンを奪う圧勝。


 この勝利をリングサイドで観戦していたピーター・アーツがリングに上がって祝福。ブラボと伊原会長と3人で記念撮影に収まった。


 マイクを持ったブラボは「今日いい試合でした。嬉しいです。まだまだこれからですね。今70kgの選手がRISEとかRIZINにいっぱいいるから、チャンスもらったらRISEとRIZINで戦って、その後に世界へ行きます」と他団体の70kg強豪との対戦をアピールした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント