▼第9試合 WMC日本フェザー級(57.15.kg)タイトルマッチ 3分5R
×佐野貴信(創心会/WMC日本フェザー級王者)
TKO 3R 2分46秒 ※レフェリーストップ
〇大翔(WSR荒川/WMC日本フェザー級暫定王者)
※大翔が新王座に就く。
佐野はバランスのいい攻撃を持ち味として各団体のランカー入り。BOMでは2019年4月に川原龍弥とのWMC日本フェザー級王座決定戦を制しベルトを巻いた。同年12月には松本龍斗の挑戦も退け初防衛に成功している。
挑戦者の大翔はテクニシャンとして知られ、今年3月のWMC日本フェザー級暫定王者決定戦では大輔との一戦を制しベルトを巻いた。佐野と大翔は昨年4月のBOMで対戦経験があり、佐野が2RKO勝ち。佐野が返り討ちし王座統一なるか、それとも大翔がリベンジ&ベルト奪取か。
1R、佐野の右ミドルとサウスポーの大翔の左ミドルの蹴り合いからスタート。大翔は時折左ストレートを放つが、初回は様子見。
2R、いきなり左ストレートを叩き込む大翔。佐野はじりじりと前へ出て右ミドルを蹴り、前蹴りで大翔を転倒させる。右の蹴りをどんどん蹴っていく佐野に大翔は手数が減ったが、終盤には左ミドルを当てて左ストレートにつなぐ。
3R、佐野は左ストレートをもらったか右目が大きく腫れる。両者とも飛びヒザを打ち合い、佐野はパンチのコンビネーションを繰り出すが、大翔の左ハイキックでバランスを崩したところへ左ストレートからのヒザをもらってダウンを喫する。