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レポート

【BOM】魔裟斗の目前で吉成名高が鮮烈ヒジ打ちKO!ダブルタイトルを奪取、パンペットがムエタイの底力で柿沼慶に逆転TKO勝ち、ピンサヤームに梅沢武彦が大健闘

2022/07/03 21:07

▼第9試合 WMC日本フェザー級(57.15.kg)タイトルマッチ 3分5R
×佐野貴信(創心会/WMC日本フェザー級王者)
TKO 3R 2分46秒 ※レフェリーストップ
〇大翔(WSR荒川/WMC日本フェザー級暫定王者)
※大翔が新王座に就く。


 佐野はバランスのいい攻撃を持ち味として各団体のランカー入り。BOMでは2019年4月に川原龍弥とのWMC日本フェザー級王座決定戦を制しベルトを巻いた。同年12月には松本龍斗の挑戦も退け初防衛に成功している。


 挑戦者の大翔はテクニシャンとして知られ、今年3月のWMC日本フェザー級暫定王者決定戦では大輔との一戦を制しベルトを巻いた。佐野と大翔は昨年4月のBOMで対戦経験があり、佐野が2RKO勝ち。佐野が返り討ちし王座統一なるか、それとも大翔がリベンジ&ベルト奪取か。


 1R、佐野の右ミドルとサウスポーの大翔の左ミドルの蹴り合いからスタート。大翔は時折左ストレートを放つが、初回は様子見。


 2R、いきなり左ストレートを叩き込む大翔。佐野はじりじりと前へ出て右ミドルを蹴り、前蹴りで大翔を転倒させる。右の蹴りをどんどん蹴っていく佐野に大翔は手数が減ったが、終盤には左ミドルを当てて左ストレートにつなぐ。


 3R、佐野は左ストレートをもらったか右目が大きく腫れる。両者とも飛びヒザを打ち合い、佐野はパンチのコンビネーションを繰り出すが、大翔の左ハイキックでバランスを崩したところへ左ストレートからのヒザをもらってダウンを喫する。


 様子がおかしい佐野は揉み合って倒れるとなかなか起き上がることが出来ず、レフェリーが試合をストップした。


 大翔はマイクを持つと「WMCのベルトは一番最初に獲りたかったベルトだったので嬉しいです」と笑顔でマイクアピールした。

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