▼第7試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
×佑典(月心会チーム侍)
判定0-2 ※29-30×2、30-30
〇大田拓真(新興ムエタイジム)
佑典は身長170cmのサウスポーで、戦績は15勝(6KO)5敗。K-1 JAPAN GROUPには2021年2月のKrushで初参戦し、桝本翔也を1R2分36秒、左ストレートで2度ダウンさせてTKO勝ちしている。欠場者を受けて3月のK-1に緊急参戦し、一階級上のスーパー・フェザー級で横山朋哉と対戦するも初回29秒でKO負け、9月も代打出場で斗麗にKO負けを喫するが、今年2月のKrushで林勇汰にKO勝ち。戦績は16勝(7KO)6敗。
大田は2019年は5戦全勝、S1ジャパントーナメントも制すなど飛躍の年となったが、2020年は2月大会でバンラングーンに判定負けして黒星スタート。しかし、9月にWBCムエタイ日本統一フェザー級王座の防衛に成功した。2021年1月にはRISEに初参戦し、RISEフェザー級王者・工藤政英に判定で敗れたが、9月にはIBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者・波賀宙也に判定勝ち。2022年は3月のKNOCK OUTに参戦して小笠原瑛作に判定で敗れた。戦績は19勝(5KO)7敗1分。
1R、サウスポーの佑典は左インロー、大田は左右ローと右ミドルを蹴る。両者とも慎重な出足。佑典は左ストレートを伸ばすが、大田は距離でかわす。
2R、大田は右ミドルハイの数を増やして佑典の左腕を蹴る。佑典はスーパーマンパンチ、フェイントして飛び込んでのフックとトリッキーな技を見せるが、大田のミドルを警戒してか手数は多くない。佑典が飛び込むと組み付いてしまう大田はブレイク前にヒザ蹴りを突き刺す。
3R、右ミドルハイと左インローを蹴る大田に佑典はなかなか入れない展開。入り込むと大田のヒザ蹴りをもらう。待ちの大田と飛び込む佑典でバッティングやローブローなどがあり、大きな展開はなかったが攻撃を的確に当てていった大田が判定2-0で勝利となった。