2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2024』の記者会見が、11月26日(火)都内にて行われた。
「K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」に出場が決まっていたクォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)が欠場。ジャンウォンは持病の突発性の難聴があり、10日前に右耳が聞こえなくなったという。入院して投薬と休養を重ねて1週間様子を見たが原因が分からず、練習もストップした状態で快方に向かわないことでジムがドクターと相談した結果ストップがかかった。
これを受けK-1実行委員会で協議した結果、今大会でシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)との対戦が決まっていた山口翔大(GENESIS/TEAM3K)の代打出場が決定。 山口はジャンウォンと1回戦で対戦が決まっていたクラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)と対戦する。
宮田充Krushプロデューサー(カルロス菊田K-1プロデューサーは海外出張中のため欠席)は「リザーブファイトの谷川聖哉選手、実方宏介選手の起用も考えたんですが、10月のアジアラウンドでジマーマンと山口選手が対戦して敗れたが序盤であわやの試合を見せてくれた。ここは山口選手に立ち上がってほしいと、彼も考えたが空手家らしくスタンバイを決めてくれました」と、エロール・ジマーマンを相手に勇敢な戦いを見せた山口に白羽の矢を立てたと説明。
カリミアンの代替カードについては「シナサイドには伝えています。シナはイランに戻って練習を積んでいる。相手は選考中。外国人も考えたが3週間切ったりでビザをとるのは物理的に難しいので、日本人で考えていく。我こそは無差別で俺がやるという選手がもしいるのであれば、前向きに考えたいので名乗りを上げてもらえれば嬉しい」と、カリミアンの相手に名乗りをあげる選手に出てきてほしいとした。
今大会はABEMA PPVで全試合ライブ配信されることも決定。また、スペシャルゲストとしてパリ五輪のブレイキン競技日本代表のShigekix(半井重幸)がスペシャルパフォーマンスを披露することも決まった。さらに『刀剣乱舞』の俳優・和田雅成がスペシャルゲスト解説を務める。