▼第6試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
×吉岡ビギン(team ALL-WIN/第6代Krushバンタム級王者)
KO 2R 1分46秒 ※左ストレート
〇永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/全日本テコンドー選手権大会2連覇)
吉岡は2020年3月大会で第4代Krushバンタム級王者・晃貴から合計3度のダウンを奪って判定勝ち。2020年に開催された「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」では池田幸司、黒田斗真、橋本実生に勝利して第6代王座に就いたが、今年3月の初防衛戦で計量をクリアできなかったため王座ははく奪。試合も減点が響いて壬生狼一輝に敗れ、Krushで6戦目にして初黒星。さらにその後、璃明武にも敗れた。戦績は12勝(1KO)3敗2分。
永坂は全日本テコンドー選手権大会2連覇&MVP受賞、全九州テコンドー選手権大会7回優勝の実績を持ち、2018年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2戦目で璃明武、5戦目で小倉尚也に敗れるも、現在2連勝中。戦績は4勝(4KO)3敗1分。
1R、独特な構えからいきなり飛び込んで攻撃を仕掛ける永坂。吉岡はその動きに惑わされずしっかり対応していく。サウスポーの永坂はカーフを蹴り、飛び込みを繰り返す。ロープを背負った吉岡に飛び込んでの左フックがヒットして、勢いに押されたように吉岡がダウン。野性的な動きの永坂は吉岡をコーナーへ詰めて顔面とボディへラッシュ。吉岡がコーナーへ釘付けになり、スタンディングダウンが宣告される。
2Rも野性的な動きの永坂は、飛び込みの速さと入り込んでからの回転の速い攻撃で吉岡を守り一辺倒にさせる。そしてジャブを出して吉岡を誘うと、吉岡が左フックを出そうとしたところへ飛び込んでの左ストレート。身体ごと行くような一撃をもらった吉岡はダウン。立ち上がろうとするも身体がいうことを聞かず、永坂のKO勝ちとなった。、
永坂はマイクを持つと「スーパー・バンタム級王者のリアム選手、もういいでしょ。次タイトルマッチで中村プロデューサーお願いします」と、王座挑戦をアピールした。