▼セミファイナル(第9試合)-75kg契約 3分3R延長1R
〇神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
KO 3R 1分50秒 ※左フック
×植村真弥(WSRフェアテックス幕張)
神保はK-1アマチュアを経て2015年6月にKrushでプロデビュー。2019年6月にはKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーに挑戦したことも。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、1回戦敗退。2021年3月より-75kgの階級設立をアピールして体重を上げると、ジュリオ・セザール・モリに判定勝ち、ブハリ亜輝留にKO勝ち、EITOにKO勝ち、そして今年2月にはダニロ・ザノリニに判定勝ちと4連勝。戦績は13勝(6KO)6敗1分。
植村は2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2022年2月14日、WMC日本ヘビー級王座に続いて王座決定戦を制してM-1 JAPANライトヘビー級王座を獲得している。戦績は13勝(8KO)10敗1分。これまでヘビー級、クルーザー級で試合を行ってきたが、75kgに大幅減量して臨むことになった。
1R、植村は右フックで襲い掛かるが、神保は冷静にジャブをついて右カーフを蹴っていく。植村が左右フックで何度も仕掛ける。神保はそれを受けて左ボディ、右カーフをしっかり当てていった。
2R、豪快なフックと密着しての右フックからの右アッパーで猛攻を見せる植村に大歓声が起こるが、神保は冷静に右フックは首をひねって流し、左ボディを何度も打ち込んでいく。さらにヒザ蹴り。
3Rも植村の猛攻に歓声が起こり、神保の左ボディと左右フックにも下がらずすかさず左右フックを打ち返す植村。神保のアッパー、フックをもらっても退かずに打ち合う。しかし、神保が右ストレートからテンポの速い左フックを返すとこれが直撃。植村は座り込むようにダウンし、そのまま立てず神保のKO勝ちとなった。
植村の奮闘を打ち砕いた神保は「75kg、Krush、K-1でお願いします。最終的には気合いです」と、気合いで75kgの王座新設を目指していくとアピールした。