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【UFC】ヴェラが体重超過のフォントから3度ダウン奪う判定勝ち、ヘビー級アルロフスキーが4連勝、ロマノフが5連勝! フィゲイレード弟フランシスコがヒザ十字勝利、平良達郎の試合は延期に

2022/05/01 06:05

▼フェザー級 5分3R
〇ダレン・エルキンス(米国)145.5lbs/66.00kg
[判定3-0] ※30-27×3

×トリスタン・コネリー(カナダ)146lbs/66.22kg

 フェザー級。“ザ・ダメージ”エルキンスはMMA26勝10敗でUFC16勝9敗。6連勝後に4連敗もエドゥアルド・ガラゴリとダリック・ミナーを2連続フィニッシュ。2021年12月の前戦では、カブ・スワンソンとのベテラン対決で1R TKO負けを喫した。

 対するコネリーは、MMA14勝7敗、UFCでは1勝1敗。2019年9月に代役で緊急参戦し、ウェルター級で、ミシェル・ペレイラに判定勝ち。2021年4月の前戦では、UFCデビュー戦のパトリック・サバティニに判定負けしており、こちらも再起戦となる。

 1R、ジャブからニータップで詰めてテイクダウンはエルキンス。立ち際にスタンドバックで引き込むと、上になって肩固め狙い。外して足を戻すコネリーの立ちに、再びボディロックテイクダウンを合わせるも、コネリーが立ち上がり。離れ際にヒジを狙う。しかし詰めるエルキンスはダブルレッグテイクダウン。立ち上がるコネリーをワンツーで詰めるが、エルキンスも応戦し右を打ち返す。

 2R、ワンツーの右を打つエルキンスは低いダブルレッグも切るコネリーは右カーフでエルキンスのバランスを崩す。さらに右カーフもエルキンスは一気に間合いを詰めて金網まで押し込む。脇を差させないコネリー。離れたエルキンスだが、なおもダブルレッグテイクダウン!バックを奪い右足をかけると左足もフック。4の字ロックを組もうとしたところでコネリーが横に落としてスタンドに。

 左から右を振るコネリーが前に。エルキンスもワンツーで押し返し、コネリーの打ち終わりにシングルレッグへ。ボディロックに切り替えての崩しをコネリーが金網掴みで耐えて凌ぐと、レフェリーがストップし、再度、エルキンスのスタンドバックからの姿勢で再開。エルキンスは背中に飛び乗るが、コネリーが落としてブザー。

 3R、ヒジを被弾しながらもワンツーで押し返すエルキンス。エルキンスの組みを体を入れ替えヒジ。しかし、エルキンスも近距離での打ち合いに臨み、消耗戦に。コネリーの右ローを掴んだエルキンスが渾身のシングルレッグテイクダウン! 亀になって立とうとするが、バックから4の字ロックで組んだエルキンスが背後からパウンド! 左手を喉下に入れるが、後ろ手を剥がされチョークは極め切れず。エルキンスが背後についたままパウンドでゴング。

 判定は3-0(30-27×3)のフルマークでエルキンスが勝利した。

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