MMA
レポート

【UFC】ヴェラが体重超過のフォントから3度ダウン奪う判定勝ち、ヘビー級アルロフスキーが4連勝、ロマノフが5連勝! フィゲイレード弟フランシスコがヒザ十字勝利、平良達郎の試合は延期に

2022/05/01 06:05

▼ライト級 5分3R
〇ナタン・レビー(イスラエル)155lbs/70.31kg
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27

×マイク・ブリーデン(米国)155.5lbs/70.53kg

 15歳から上地流空手を習ったというレビー。フランス生まれのイスラエル人で沖縄滞在経験も持つ。LFAを経て、Contender Series 2020で肩固めで一本勝ちし、2021年11月にUFCデビュー。メキシコのハファ・ガルシアに判定負けし、MMA6勝1敗、初黒星を喫した。

 対するブリーデンは10勝4敗。2020年にコンテンダーシリーズに出場も、現Fury FCのアンソニー・ロメロに判定負けで契約ならず。2021年10月に欠場選手の代役としてUFCデビューし、元ランカーのアレクサンダー・ヘルナンデスに1R KO負けしている。

 1R、先にテイクダウンを奪うブリーデンに金網使い立ち上がるレビーは右ハイ。それを掴んで倒したブリーデン。レビーは下からヒールフックを狙う。足を抜いて立つブリーデン。組んでヒザもローブロー。

 再開。パンチ勝負のブリーデンに組みで対するレビーがテイクダウン。立つブリーデンをスタンドバックから崩し、その立ち際に左上段の蹴りを当てる。

 2R、接近戦でのパンチ勝負のブリーデンに対しレビーはシングルレッグから左足を肩口に持ち上げてテイクダウン! しかし立ち上がるブリーデンはボクシング勝負。

 レビーは左ミドルをレバーに効かせると、身体をくの字に曲げて後退! 詰めるレビーは組みに活路を見出す。

 3R、左右のパンチで詰めるブリーデン。金網背にするレビーはダブルレッグ、シングルレッグに入るも切られ、スタミナ苦しい展開。ブリーデンはヒジ打ち、ボディブローと金網に釘付け。しかし、押し返すと、左アッパーでダウンを奪い返すレビー! さらに後ろ廻し蹴りもかすめると、シングルレッグへ。ここは切ったブリーデンが左右フックでで押し戻してブザー。

 判定は3-0(29-28×2, 30-27)でレビーが激闘を制し、UFC初白星。「七転び八起きが僕の信条さ」と笑顔で語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント