▼第6試合 スペシャルエキシビション6人タッグマッチ(プロレス形式)無制限一本勝負
藤原敏男、藤原喜明、×藤原国崇(国崇)
8分29秒 ※スリーパーホールド
○藤原あらし、藤原康平(KING皇兵)、藤原秀旺
“藤原”だけのスペシャル6人タッグマッチ。リングサイドにはピーター・アーツ、シビサイ頌真、佐山サトルが陣取る。当初は2分2Rと発表されていたが、無制限一本勝負で行われることとなった。先発は敏男とあらしだが、国崇があらしを羽交い絞めにして敏男が蹴りの連打。
康平と国崇が蹴りの応酬を見せ、国崇が喜明にタッチを求めると今日が誕生日の喜明が味方の国崇にヘッドバット。喜明が秀旺を羽交い絞めにすると、敏男がセカンドロープに登っての飛び蹴りを見せる。
喜明があらしにアキレス腱固めを仕掛けると、なぜか味方の喜明に蹴りを見舞う敏男。最後はお決まりの全員がリングになだれ込んでの乱闘となり、和田レフェリーが巻き込まれてのエンディング。どさくさまぎれにあらしが国崇からスリーパーホールドでタップを奪った。
最後には岩手県宮古市の市長がリングに上がり、藤原敏男氏を観光親善大使に任命することを発表。任命式が行われた。さらにはコロナ撲滅キック大使にも任命された。
藤原敏男氏はマイクを持つと「こんな年になるまで健康に格闘技が出来ました。皆さんのおかげです。今日は私の長年の親友で大悪友であります、私の尊敬する初代タイガーマスク・佐山先生が来てくれています。ありがとうございます。佐山先生は体調が悪い中、体を鍛えています。なぜならば、年末に再度この藤原祭で暴れようとしています。佐山、また年末に暴れようぜ」と語り掛けると、佐山はファイティングポーズをとって応えた。