▼第6試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○大﨑孔稀(OISHI GYM/スーパーフライ級5位、BOMバンタム級王者)
判定3-0 ※30-28×3
×龍翔(=たつと/BLACK☆Jr/同級11位)
大崎は25勝6敗1無効試合の戦績を持ち、25勝の内16勝がKO勝ちという攻撃力の持ち主。パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザいずれでもKOできる破壊力を持ち、タイ人と渡り合うテクニックも持っている。特にボディブローは強烈。様々な団体で活躍し、RISEには2019年11月から参戦。初戦で政所仁に敗れるも後は連勝を重ねたが、兄・一貴の欠場で繰り上がり出場となった9月の「RISE DEAD or ALIVE 2021 -53kgトーナメント」にて計量オーバーにより失格負け。今回は一気にフェザー級に階級を上げての再起戦となる。また、2021年6月のRIZIN東京ドーム大会では、パンチのみの試合で那須川天心とも1Rに拳を交えた。
対する龍翔は6勝(1KO)1分と無敗の戦績。2019年10月にプロデビューし、2021年12月には澤谷大樹から勝利を奪った。
1R、大崎はガードを固めての右ロー&左インロー、龍翔はたびたび大崎をロープ際へ追い詰めて左ボディを打つ。様子を見ていた大崎は1分半を過ぎると強い左ミドルで快音を響かせ、鋭い左ストレートからの右フックを繰り出す。龍翔も右カーフを蹴る。
2R、両者ともジャブ&ロー。龍翔は左フックからの右カーフを見せる。大崎は左ハイを蹴りつつ、前へ出て行こうとするが龍翔のジャブに下がる。すると大崎は左ボディを強打、右でもボディを打つ。さらに左ミドルとボディへ強い攻撃を集中させる。大崎の顔面へのフックは距離が合わず空振りさせられるが、左ボディは命中。
3Rは右カーフの蹴り合い。大崎はジャブ、左ミドル、左ボディでヒットを奪っていくが顔面をなかなか捉えられない。右カーフと左ボディ、そしてヒザ。龍翔はジャブを出すが大崎の左ボディにガードを固める。最後は大崎がパンチで攻勢をかけて試合終了。
大崎がフェザー級転向第一戦を判定勝ちで勝利。「まず今回このように復帰戦のチャンスをくれた関係者の皆様、ありがとうございます。復帰戦だったのでしっかりKOで締めて再スタートを切れるようにと思ったんですが納得いく結果ではなかったですが、試合に勝ったら言いたいことが一つあって。来週の天心選手最後の試合、怪我は全然ないので来週もう1回いい結果を出せるようにチャンスを下さい。オープニングでも何でもいいので強い姿を見せられるように、RISEのみなさんに喜んでもらえる姿を作りたいのでチャンスをください。階級は60kgでも何でもいいので、相手も誰でもいいのでよろしくお願いします。言葉では表せないくらいの失態をしてしまったんですが、これからRISEに貢献できるように試合で魅せていくのでもう一度、僕に注目いただければと思います」と、なんと1週間後の4月2日(土) 東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~』への連続出場をアピールした。