【メインカード】
▼ライト級 5分3R
〇パディ・ピンブレット(英国)18勝3敗(UFC2勝0敗)155lbs/70.31kg
[1R 3分49秒 リアネイキドチョーク]
×ホドリゴ・カズラ・バーガス(メキシコ)12勝5敗(UFC1勝3敗)155lbs/70.31kg)
英国のピンブレットは、Cage Warriorsで2連勝後、2021年9月のUFCデビュー戦。いきなりメインカードに抜擢され、ルイジ・ヴェンドラミニに1R KO勝ちしている。
3月15日には、かつてSNSでジョージア人を揶揄したことからホテルでイリア・トプリアと乱闘騒ぎを起こすなどトラッシュトークで有名だが、Cage Warriors時代には、現在Bellator2連勝中のソーレン・バックに判定負け。現UFCのナッド・ナリマニにも判定負けとムラがあるファイターだ。
メキシコのバーガスは、2019年8月に欠場選手の代役でオクタゴンデビューもアレックス・ダ・シルバに判定負け。2戦目も反則のヒザ蹴りで敗れ、3戦目でUFCデビュー戦のロン・チュー(中国)に判定勝ち。今回はショートノーティスだったことからライト級戦となる。
バグパイプの音色から跳びはねて入場したピンブレット。観客の大合唱に迎えられてケージイン。
1R、オーソドックス構えのピンブレットに対し、サウスポー構えのバーガス。ピンブレットは左の関節蹴りで牽制。さらに右インロー。しかしバーガスはワンツーからの右のダブルで前進すると右をヒット! ピンブレットのシングルレッグ狙いを切って鉄槌! ガードに入れるピンブレットはスパイダーガードから左でオーバーフック。金網で上体を立てようとするが、バーガスに寝かされる。
金網に押し込まれハーフガードになるピンブレットが足を戻し、金網使い立つと、地元の観客から大歓声。
左で差して頭をアゴ下につけて左足をかけて引き出そうとするバーガス。右で小手に巻くピンブレットは金網背に片足でバランスを取り着地。小手巻き&払い腰でテイクダウンを奪うとすぐにバックテイク。4の字ロックで胴を巻き、左腕を喉元に差し込み、パームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。
金髪のマッシュルームカットを揺らせてオクタゴンを乗り越え、ダナ・ホワイトに抱き着いてから、Next Generation MMAリバプールの同門でこの日勝利したモリー・マッキャンとともにケージ上でガッツポーズ。
試合後、マイケル・ビスピンのインタビューで27歳のピンブレットは、大歓声のなか、「僕は絶対に退屈な試合はしない。この02アリーナを見て、小さすぎるよ。スタジアムを作ってくれ。アンフィールドに行けば満員にしてやる」と豪語した。
#UFCLondon Official Result: Paddy Pimblett (@theufcbaddy) defeats Kazula Vargas by Submission, Rear Naked Choke, Round 1, 3:49
— UFC News (@UFCNews) March 19, 2022