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レポート

【UFC】 史上最多9人の「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」で3年ぶりのロンドン大会が大爆発!

2022/03/20 11:03

▼ライトヘビー級 5分3R
〇ポール・クレイグ(スコットランド)16勝4敗(UFC8勝4敗)206lbs/93.44kg
[1R 3分57秒 三角絞め]
×ニキータ・クリロフ(ウクライナ)27勝9敗(UFC8勝7敗)205lbs/92.99kg

ライトヘビー級。クリロフ9位、クレイグ11位。

 ウクライナ出身でロシア在住のため、両国旗を掲げたこともあるクリロフ。UFCで5連勝後、ミーシャ・サークノフに敗れ、ロシアのFight Nights Globalに移籍。

 2018年9月のモスクワ大会でUFCに復帰し、強豪ヤン・ブラホヴィッチ、グローバー・テイシェイラ、マゴメド・アンカラエフに敗れたものの、オヴァン・サンプルー、ジョニー・ウォーカーには勝利し2度目のUFCでは2勝3敗。

 対するは、17勝1敗のアンカラエフに唯一の黒星をつけているクレイグ。残り1秒でアンカラエフを極めた三角絞めが得意技で「、リアネイキドチョーク、ダースチョークでの一本勝ちも。直近5戦は4勝1分けと負け無し。

 1R、いきなり右前嘉永のクリロフ。それを掴んでテイクダウンしたクレイグ。クリロフはシングルレッグで立ち上がるテイクダウン。ハーフの中からパウンド。

 下から二重がらみのクレイグは、ロックダウンを狙い、鉄槌・ヒジからエゼキエルチョーク狙いのクリロフの左手を内側に流して左手に渡す。

 手を放したクレイグ、足を戻してフルガードにすると中腰になるクリロフはパウンド! さらに右の鉄槌もヒットさせる。下から三角絞め狙いのクレイグに首に足をかけさせず足を払ってパスしサイドに。

 しかし鉄槌のスペースでフルガードに戻すクレイグは背中をつけたまま。中腰からのパウンドを浴びるが、左のパウンドの打ち終わりに右足をかけて、電光石火の三角絞め!

 中腰で前方に潰そうとしたクリロフがタップした。クレイグは、UFC4戦連続フィニッシュ勝利。

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