キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が右のカウンターに驚きの進化、ダウン奪い2階級制覇に成功。小笠原瑛作が王者対決に完勝、日菜太KOで復帰、栗秋祥梧が豪快KO勝ち

2022/03/12 20:03

▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R延長1R
○乙津 陸(クロスポイント大泉)
TKO 3R 2分50秒 ※レフェリーストップ
×隼斗(西田キックボクシングジム)


 1R、隼斗のワンツーがヒットし、一気に攻め込む隼斗に乙津は打ち合いを挑む。隼斗の右ローとワンツーに乙津は左右フックで打ち合う。強気な乙津の左フックが隼斗を捉える。


 2R、乙津は組んでのヒザ蹴りとコカしで自分のペースに持ち込む。隼斗は前蹴りで引き離すが、乙津はフックから組み付いてのヒザ蹴り連打、さらにコカし。ボディへヒザを突き刺し、完全にペースを握った乙津。隼斗はヒザ蹴りをブロックするのが精一杯の状態に。乙津はさらに回転力のある左右フックで打ち合ってヒザへつなげる。


 3R、勢いよく攻める乙津が左右フックの連打で左フックをヒット。乙津のセコンドから「三日月!」とボディを攻める指示が出ると、隼斗側のセコンドからは「三日月来るぞ」との指示。しかし、乙津が繰り出したのは右のボディストレート。この一発で隼斗は後退。


 ヒザ蹴りの連打で防戦一方となった隼斗にダウンが宣告され、攻撃の手を緩めない乙津がコーナーへ詰めてフックから組み付いてのヒザ蹴り連打を顔面とボディへ見舞い、体を丸めて防戦一方となった隼斗を見てレフェリーがストップをかけた。


 マイクを持った乙津は「今日は結果としてはKO出来たんですけれど、内容がまだまだだったのでまた強くなって帰ってきます。また4月お願いします」と、連戦を希望した。

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