キックボクシング
レポート

【RISE】一馬がテーパリットをパンチで粉砕、宮﨑小雪はテクニシャンぶり発揮して百花に完勝、山川賢誠が復帰の森本“狂犬”義久をKO撃退

2022/02/23 22:02

▼第5試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
×鳩(=あつむ/TSK Japan/WMCインターコンチネンタルバンタム級王者)
KO 2R 1分11秒 ※パンチ連打
○翼(TARGET/元ジャパンキックボクシング協会バンタム級王者)


 鳩はムエタイで合計5本ものベルトを獲得するなど試合経験を積んでいるが、2021年4月のRISE参戦では金子梓に判定2-0、7月のNO KICK NO LIFEではHIROYUKIに2RでKO負けと連敗。9月と12月にはONEムエタイのオープンフィンガーグローブ戦でKOUMAとGANG-Gに引き分けている。


 翼は2019年11月大会で流血戦を制してジャパンキックバンタム級王者となり、デビュー以来9戦無敗を誇っていたが、2020年11月の『ジャパンキック』でWBCムエタイ日本統一&NJKFバンタム級王者の一航に判定で敗れ初黒星。2021年7月の『NO KICK NO LIFE』では加藤有吾にも判定負け。ジムを移籍してRISEに初参戦する。RISEに参戦している金子梓の実弟であり、鳩はRISEで兄に続いて弟と対戦することになった。


 1R、鳩はサウスポーの翼に対して左回り、翼は前へ出て距離を詰めながら左ストレートを打つ。鳩は左ボディから右フックを狙うが、翼は右フック。鳩は右ミドル。残り30秒を切ったところで翼が打ち合いに行き、ロープを背負った鳩も応える。両者とも距離が近い。前へ出て手数も出していくのは翼で、左右フック連打での右フックでラウンド終了間際にダウンを奪う。


 2Rは翼の強い右ローからのスタート。鳩は思い切り左右フックを振って前へ出る。それに翼は左ミドルで対抗。積極的に打ち合いに行く翼に鳩も応戦するが、翼の勢いが優る。コーナーに詰めた翼の左右フックで鳩がダウン。再び左右フックの連打で前へ出る翼に鳩は防戦一方となり、左フックで倒れたところでレフェリーがストップ。翼が移籍第一戦を見事なKO勝利で飾った。


 翼はマイクを持つと「僕はずっとRISEに出場することを目指していたんですけれど、そのためTARGETに移籍して今回初参戦ということでKOで勝てました。今日、僕のことを初めて知る方が多いと思うんですけれど今後も応援よろしくお願いします」と話した。

▼第4試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
×チャッピー吉沼(フリー/同級6位)
判定0-3 ※28-30×3
○麻火佑太郎(PHOENIX/元TENKAICHI G ライト級王者)

▼第3試合 ヘビー級 3分3R
×チャン(MONSTAR GYM)
判定1-2 ※30-29、29-30、28-29
○針谷 耕(EX7)

▼第2試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
○翔真(SEED GYM/同級11位)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
×康輝(キング・ムエ)

▼第1試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
×嶋田将典(Stay Gold/同級5位)
判定0-3 ※25-30×3
○藤井重綺(トイカツ道場/King of Rookie 2021 -60kg級優勝)

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