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【RISE】一馬がテーパリットをパンチで粉砕、宮﨑小雪はテクニシャンぶり発揮して百花に完勝、山川賢誠が復帰の森本“狂犬”義久をKO撃退

2022/02/23 22:02

▼第7試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○門口佳佑(EX ARES/同級3位)
KO 1R 1分51秒 ※3ノックダウン
×小崎貴誠(GREEDGYM)


 参戦が決定していたJOE.TEPPEN GYMが新型コロナウイルス陽性のため欠場。代替選手として福岡の小崎が門口と対戦することに。小崎はリアルディールから独立し自身のジム=GREEDGYM を設立。選手としては2018年10月以来の現役復帰となる。戦績は12勝(7KO)7敗1分。元バンタム級8位。


 門口は『ABEMA』で行われた企画『VS 那須川天心』でトーナメントを勝ち上がり那須川天心と対戦したことで名をはせた空手出身の選手。その後、RISEで2018年7月にプロデビューすると、攻撃力の高さを活かして9戦無敗(1引き分け)を誇っていたが、2020年12月のフェザー級王座次期挑戦者決定戦で竹内将生に敗れ、挑戦権を逃した。2021年5月には平野凌我に判定勝ちも、7月には魁斗に敗れて今回が再起戦。9勝(2KO)2敗1分。


 1R、サウスポーの門口は速いワンツー、さらに左三日月蹴り。小崎も右ミドルを返す。門口が左ボディから右フック、三日月を蹴って前へ出る。右ストレートを返す小崎だが、門口のボディで下がって行く。門口がコーナーへ詰めて連打とヒザ蹴り、小崎はガードを固めたまま動かずダウンがコールされた。


 左目をつむったままの小崎へ門口がパンチの連打からヒザ蹴り、小崎がコーナーを背にしたところで再びダウンコール。小崎にドクターチェックが入って再開後、すぐに襲い掛かった門口がパンチの連打から左の蹴り、一方的な展開でレフェリーがストップし、門口のKO勝ちとなった。


 門口はマイクを持つと「前回負けて簡単に次頑張りますと言う気分になれなくて。僕はYA-MAN選手に壮絶な過去とか格闘技に何かが救われたとかはないんですけれど、4歳から格闘技を始めて格闘技が好きで22年間ここまで頑張ってきています。なので何か形に残るものを格闘技人生で獲りたいと思うので、フェザー級のチャンピオンが3月に決まると思うんですけれど、そこを倒して僕がチャンピオンになります」と、タイトルに挑んでいきたいとアピールした。

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