キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】鈴木千裕がまるで暴風雨のような連打でタップロンをKO&五味隆典が祝福、中島弘貴、吉野友規、壱らKO競演

2022/01/22 21:01

▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3R
×小磯哲史(TESSAI GYM)
KO 2R 2分35秒 ※右フック
〇Apollo中山(GOD SIDE GYM)


 小磯は自身が代表を務めるテッサイジムを率いながら現役で戦う会長ファイター。1999年プロデビューのベテランで48歳。2017年1月に蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王座、2019年10月にはJ-NETWORKライト級王座を獲得。2018年8月には『REBELS』で才賀紀左衛門とも対戦している。2020年12月のイノベーションで橋本悟にKO負けも、1Rから前へ出て左右フックの乱れ打ちを仕掛けるなど、激しい試合で場内を沸かせた。2021年11月大会では24歳の庄司啓馬からダウンを奪って勝利し、話題となった。戦績は17勝(6KO)28敗5分。


 中山は幼少期から剣道・柔道などを学び、柔術の大会にも出場。地下格闘技を経て、2021年KNOCK OUTアマチュア・アダルト65kgトーナメント優勝。2021年8月にカミシロとドロー、9月には般若HASHIMOTOに延長戦の末に敗れるも場内大熱狂の激闘を演じた。10月大会ではYUYAとドロー。


 1R、中山は右に左に構えをスイッチしながらリングを大きく使って左へ回り込む。小磯が不用意に飛び込んだところに右フックを合わせてダウンを奪う。小磯は左ミドルで体勢を立て直すが、中山のフックを被弾するのが目立つ。


 2R、中山は右ローから飛び込むと左フックからの右オーバーハンドでダウンを追加。小磯もワンツーで応戦するが、最後は中山が飛び込んで放った左フックからの右フックでダウン。立ち上がろうとするも足がいうことをきかず、座り込んだまま10カウントを聞いた。


 豪快KOを見せた中山は「自分ははキックボクシングの試合ですが、総合格闘技や地下格闘技をやってきて、キックボクサーらしくない戦い方ですが、最後までKOを狙う戦いするので応援してくれる方いたらお願いします」とアピールした。

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