キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】鈴木千裕がまるで暴風雨のような連打でタップロンをKO&五味隆典が祝福、中島弘貴、吉野友規、壱らKO競演

2022/01/22 21:01

▼第4試合 KNOCK OUT-RED -54.5kg契約 3分3R
△石川直樹(team Lit)
ドロー 判定0-1 ※29-30、29-29×2
△森岡悠樹(北流会君津ジム)


 石川は元・新日本キックボクシング協会フライ級王者、元ジャパンキック同級王者、スックワンキントーン認定スーパーフライ級王者の三冠王で、ジャパンキックでは2019年5月のプレ旗揚げ戦、8月の旗揚げ戦ともにメインを務めたエースだったが、2021年9月からフリーに。10月のRIZINでは吉成名高にTKOで敗れている。首相撲からのヒザ蹴り・ヒジ打ちを得意とする。


 森岡は2020年の『KNOCK OUT』と『REBELS』で2月の小笠原裕典戦、12月の古村光戦と2試合続けて延長で涙を呑んだが、今2021年1月に横野洋に勝利。6月大会では鈴木貫太をヒジ打ちによるカットでTKOに降し、8月にはスーパーバンタム級トップの一角である壱・センチャイジムに挑んだが判定で敗れた。


 1R、開始直後から石川は徹底して右カーフを蹴っていく。左の前蹴りも。森岡は右ボディストレートを叩きつけ、組み際には右ヒザを突き刺す。石川は首相撲になると森岡の頭を下げさせて顔面をヒザで襲う。


 2Rになると森岡はジャブを多用。石川の入り際にヒジも合わせる。ジャブが当たると前へ出る森岡に石川も右フックを繰り出すが、森岡が勢いに乗って前へ出て行く。


 3R、一気に攻めていったのは森岡。ジャブを起点に右をたびたびヒットさせ、左フックも。石川が組み付くと森岡はヒジ。石川も打ちに行き首相撲に持ち込むと森岡を転倒させる。


 最後は森岡が倒しに行くところを見せたが、判定はドローとなった。

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