▼第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R延長1R
〇津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
判定3-0 ※29-28、30-28×2
×平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)
津崎は現ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者・石毛慎也を師に持ち、2020年9月の新日本キックで同団体のウェルター級王者リカルド・ブラボと引き分けている。現REBELS-REDスーパーウェルター級王者の吉田英司とは過去3度に渡って激闘を繰り広げた。2020年12月のREBELSでは渡慶次幸平に判定勝ちも、2021年2月のREBELSではブラボとの再戦で敗れている。5月にはイノベーションで馬木愛里に1R46秒でTKO勝ち、10月には駒形賢太に判定勝ちと安定した強さを発揮。
平塚は総合武道・空道の選手で、2013年『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』の-260クラスで優勝している。近年はキックボクシングに挑戦し、2018年10月にはJ-NETWORKスーパーウェルター級王者となった。同年12月のKrush初参戦では神保克哉に、2019年6月には小鉄に判定負け。2020年11月のNJKFではマリモ―に判定2-1で競り勝った。KNOCK OUTには2021年10月に初参戦したが、中島弘貴に判定で敗れた。
1R、ローとミドルの蹴り合いが続く中、スピードに優る津崎が単発ながらパンチを当てていく。平塚は津崎の蹴りに蹴りを合わせていった。
2R、ワンツーとヒジを繰り出す津崎に平塚は左右フックを合わせにいく。両者とも相手の攻撃に合わせようとしているのか手数が少ないラウンドに。
3Rお互いパンチを出し、津崎が右クロスでクリーンヒット奪う。平塚も左右フックを繰り出すが、津崎の右のヒットが目立つ。組まれるとヒジをコツコツと当てる津崎。危なげない試合内容で津崎が判定勝ちした。