キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】鈴木千裕がまるで暴風雨のような連打でタップロンをKO&五味隆典が祝福、中島弘貴、吉野友規、壱らKO競演

2022/01/22 21:01

▼第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R延長1R
〇中島弘貴(LARA TOKYO)
KO 1R 1分21秒 ※3ノックダウン
×曽根修平(チャクリキ武湧会)


 中島はシュートボクシング、RISE、全日本キックボクシング連盟、Krushと渡り歩き、強打とヒザ蹴りを武器に無敗のまま「Krush 70kg Tournament 2009」で優勝。2010年3月には「K-1 WORLD MAX 2010 ~-70kkg日本トーナメント」で準優勝。K-1でアルバート・クラウス、戦極でブアカーオらと対戦し、2012年には欧州最大のキックボクシング団体(当時)であったIT'S SHOWTIMEの日本王座として制定されたSTJ 70kg MAXの初代王者にも輝いている。2015年4月には第3代Krushスーパー・ウェルター級王座を獲得。今年5月にKNOCK OUT初参戦を果たすと初回KO勝ち、10月大会ではJ-NETWORKスーパーウェルター級王者の平塚洋二郎にも勝利を収めた。戦績は27勝(15KO)16敗。


 曽根はTHE OUTSIDERなどでMMAの試合を行い、2015年からは武林風、英雄伝説など海外でキックボクシングのキャリアを重ねた二刀流。2018年2月にはフランスでISKA世界タイトルマッチも経験。2021年9月にはチャクリキの大会でプロレスラーの佐野直とキックルールで対戦し、ローキックでKO勝ちしている。


 1R、右ローの蹴り合いから曽根が左ローを蹴ってくると、中島は右へ回り込みながらの右オーバーハンド。これでダウンを奪う。


 再開後、中島は慌てず右ローを蹴っていき、至近距離での打ち合いになると中島は右ハイから右フックをしっかり当てて2度目のダウンを追加。最後は鮮やかな飛びヒザ蹴りを決めてKO圧勝した。


 中島はマイクを持つと「年末年始練習していただいたジムのみんなありがとうございました。気付いたらけっこう現役生活も長くなって。でもまだ行けると思っていて、振り絞って行けるところまで行こうと思っているのでよろしくお願いします」と、まだまだ頑張っていくと宣言した。

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