▼第10試合 バンタム級 5分3R
×野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)
[1R 0分25秒 KO] ※パウンド
〇中村倫也(EXFIGHT /LDH martial arts)
「格闘DREAMERS」を圧倒的なスキルで勝ち上がった中村は、修斗公式戦2戦目。2021年7月のプロデビュー戦では、強豪・論田愛空隆を全局面で凌駕し、左ハイキックによるノックアウトで衝撃のデビューを飾っている。
2戦目で世界ランカーの野尻と激突する中村はいかにコントロールするか、野尻はランカーの厳しさを見せるか、注目だ。
▼修斗世界バンタム級[-135ポンド(-61.2kg)]
C(C)岡田 遼(日本/パラエストラ千葉)A
1(1)安藤 達也(日本/無所属)A
2(2)藤井 伸樹(日本/ALLIANCE)A
3(3)大塚 隆史(日本/T-GRIP TOKYO)A
4(4)石井 逸人(日本/TRIBE TOKYO MMA)A
5(5)石橋 佳大(日本/ZEEKジム)A
6(6)祖根 寿麻(日本/ZOOMER)A
7(7)田丸 匠(日本/NASCER DO SOL)A
8(8)後藤 丈治(日本/TRIBE TOKYO MMA)A
9(9)野尻 定由(日本/赤崎道場A-SPIRIT)B
10(10)小野島 恒太(日本/Combat Workout Diamonds)A
最激戦区・バンタム級のランキングは上記の通り。野尻のインフィニティリーグの激闘を鑑みると、中村の同級の上位戦線での現在地が見える試合となりそうだ。
1R、ゴングと同時にいきなり野尻が中央に走り込み跳び蹴りも、それをしっかり見て左フックで迎撃した中村!
撃ち落された野尻は、中村の左足にしがみつくが、そこにパウンドを連打した中村にレフェリーが間に入った。その間、わずか25秒。宇佐美に続き、LDH勢が鮮烈勝利を挙げた。
試合後、中村は後楽園のケージの中で「まず、この舞台に立つまでサポートしていただいたLDH martial artsの皆さん、HIROさん、ほんとうにありがとうございました。ほんとうに僕は、0歳からこの会場で修斗を見てきて、このゴングをお腹の中から聞いて育って、その憧れの先人たちを生き写したいと思って、その想いでこのリングに立っています。この内容じゃあ、ほんとうの実力っていうのは分かんなかったんですけど、絶対に世界で頂点に立つので見ててください。よろしくお願いします。LDH、最高!」とマイクで語った。
2022年4月24日(日)には、両国国技館で、LDH martialarts主催のMMA大会「POUND STORM」の開催も決定するなか、修斗でも頭角を現してきた両者はどんなキャリアを積んで行くか。