▼第9試合 WMCインターコンチネンタル・ウェルター級(66.68kg)タイトルマッチ 3分5R
〇滝口幸成(キングムエ/王者)
判定3-0 ※49-47、49-48、50-46
×峯山竜哉(WSR 西川口/挑戦者)
※滝口が初防衛に成功。
1R、サウスポーの峯山は前蹴り、左ミドル、左ボディストレートとボディを狙い撃ち。右フックからの左ボディも。滝口は右ミドルと右ローを蹴り、峯山の左に右を合わせてダウン気味に倒したが、これはスリップに。
2R、峯山の左ボディが決まった直後、滝口が右ストレートをローに合わせたカウンターでダウンを奪う。立ち上がった峯山はそれほどダメージを感じさせることなく、変わらずボディを攻めていく。滝口もローとミドルで対抗し、ヒジも使う。
3R、滝口は組んでのヒザを多用したかと思えば、ローの蹴り合いをして左右カーフキックで峯山の前足を狙い撃ち。足払いも混ぜる。峯山は左三日月蹴りと左ボディストレートを繰り出し、両者譲らず。
4R、組んでのヒザ蹴りを多用する滝口は離れると右ロー&右ミドル、峯山は攻めづらいのか手数が出ない。ガードを高く上げて蹴り、ヒジを打つ滝口。
5R、峯山は左右ボディ、左ミドルを繰り出すが、滝口はガードを固めて淡々と前蹴り、カーフを蹴り返す。ボディは打たせてもすぐに蹴りを返してペースを譲らせず、判定3-0で滝口が安定した強さを見せつけて初防衛に成功した。