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レポート

【修斗】「諦めなかった」2人の新王者誕生! SARAMIが黒部を破り、悲願の王座戴冠! 猿丸ジュンジが一本勝ちでストロー級暫定王者に

2021/11/06 13:11

▼第1試合 ミドル級 5分2R
○岩崎大河(大道塾/パラエストラ東京)83.9kg
[1R 3分13秒 リアネイキドチョーク]

×清水洸志(MMA RENGERS GYM)83.6kg

 清水は2021年4月に行われたアマチュア修斗EXトーナメントVOL.2でミドル級を制しプロ昇格。決勝戦ではサウスポーから繰り出されるハンドスピード抜群のパンチで終了間際までアラン・チャンバーズを攻め続け、最後にはKO勝利を呼び込み、激戦のミドル級で優勝を果たした。

 2021年10月20日の「HEAT」では、イゴール・タナベのMMAデビュー戦の相手として出場。1R 0分57秒 三角絞めで一本負けしている。

 どっしりと構え、相手の出方を伺う岩﨑と振り回しながら前に出続けるファイトスタイルの清水。カウンターvs.ブンブン丸。パンチに関しては対極なスタイルの両者だけに明暗を分けるのは蹴りとテイクダウンになるだろう。

 プロ修斗とVTJが同時開催される歴史的な大会の口火を切る重要な一戦。“北斗の覇王”岩崎大河か? それとも“ジ・アグレッシブ”清水か? 重量級ならではの豪快なファイトがSTUDIO COASTに火をつけるか。

 サウスポーの清水に岩崎は右ミドルを何発も命中させていく。前後にステップを踏んで入る機会をうかがう清水だが、前に出ると岩崎の右ミドル。清水がケージを背負ったところで岩崎がダブルレッグでテイクダウン。ハーフで抑え込んでマウントを奪い、ケージを蹴って返そうとした清水のバックを奪うとリアネイキドチョーク。岩崎が前戦に続き完勝を収めた。

 両大会ともに当日券も発売。試合の模様は、11月6日(土)ABEMA格闘チャンネルにて、「プロ修斗」が13時から生配信。解説を箕輪ひろば(修斗世界ストロー級王者)、大沢ケンジが務める。「VTJ2021」は16時30分から生配信。青木真也が解説を務める。

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