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【修斗】メインは黒部三奈vs.SARAMIの世界戦! 3度目対戦でベルトを巻くのは? セミは猿丸ジュンジvs.黒澤亮平のストロー級暫定王者決定戦=11.6 プロ修斗試合順決定

2021/11/04 20:11

北斗旗王者・岩崎大河に博多のブンブン丸・清水が挑む

 MMA4勝無敗。TTF CHALLENGE、PANCRSEで経験を積み、修斗デビュー戦となった2021年9月の後楽園ホール大会で今市凌太を相手に衝撃のKO勝利を飾った北斗旗王者・岩崎大河の修斗第2戦が決定。対戦相手となるのが“博多のブンブン丸”清水洸志だ。

▼ミドル級 5分2R
岩崎大河(大道塾/パラエストラ東京)
清水洸志(MMA RENGERS GYM)

 清水は2021年4月に行われたアマチュア修斗EXトーナメントVOL.2でミドル級を制しプロ昇格。決勝戦ではサウスポーから繰り出されるハンドスピード抜群のパンチで終了間際までアラン・チャンバーズを攻め続け、最後にはKO勝利を呼び込み、激戦のミドル級で優勝を果たした。

 2021年10月20日の「HEAT」では、イゴール・タナベのMMAデビュー戦の相手として出場。1R 0分57秒 三角絞めで一本負けしている。

 どっしりと構え、相手の出方を伺う岩﨑と振り回しながら前に出続けるファイトスタイルの清水。カウンターvs.ブンブン丸。パンチに関しては対極なスタイルの両者だけに明暗を分けるのは蹴りとテイクダウンになるだろう。

 プロ修斗とVTJが同時開催される歴史的な大会の口火を切る重要な一戦。“北斗の覇王”岩崎大河か? それとも“ジ・アグレッシブ”清水か? 重量級ならではの豪快なファイトがSTUDIO COASTに火をつける。

2022年インフィニティリーグは女子新階級「アトム級」で開催決定、優勝者は世界アトム級初代王者に

 “龍の妹”澤田千優と“北のストライカー”中村未来が初戦から激突!
 “JKシューター”加藤春菜と“チュラサングラップラー”小生由紀がエントリー

 毎年恒例、修斗が贈る新なスター発掘企画「インフィニティリーグ2022」を11.6USENスタジオコースト大会から開催することが決定した。

 今回実施される階級は修斗にとって新階級となる【女子アトム級(-47.6kg)】。現在王座が認定されている女子の階級はスーパーアトム級(-50.0kg)のみで、2022年度新人王決定トーナメントでは女子ストロー級も行われる為、今後はアトム級、スーパーアトム級、ストロー級の3階級で展開される事になる。

 そして、新階級の初代アトム級世界王者をインフィニティリーグで争うことが決定(※ただし、優勝した場合でも2位の選手と同点の場合は後日王座決定戦を行う)。

▼インフィニティリーグ2022 アトム級 5分2R
中村未来(マルスジム)
澤田千優(AACC)

 現在までに4選手がエントリーしており、まずリーグ戦の中心と目されるのが、高い殺傷能力で倒せる打撃が武器の“北のストライカー”中村未来(マルスジム)の参戦だ。これまでスーパーアトム級で戦ってきたが、新階級設立に伴い、階級を落として今回のリーグ戦にエントリー。優勝候補の筆頭となるだろう。中村はこのコロナ禍で2020年に3試合、2021年もすでに3試合を戦っており、2021年は2月に平田樹に2R TKO負け後、5月に北野きゅうに2R TKO勝ち。しかし、7月の前戦では、今大会でメインを戦うSARAMIに2R TKO負けを喫しており、プロデビュー当時のアトム級で再起なるか。

 次にワールドクラスレスラーとして“世界を知る女”澤田千優(AACC)も参加が決定。現在ONE Championshipで活躍している澤田龍人を兄に持ち、兄がなし得なかった修斗世界王座を狙う。澤田は、名門・埼玉栄高、青山学院大レスリング部出身。全日本学生レスリング選手権(インカレ)で、1年と3年と4年時に準優勝、2年生で3位。高いテイクダウンスキルとフィジカルはエントリー選手の中で随一を誇る。2021年5月の前戦ではスーパーアトム級で沖縄の小生由紀を相手にドローとなっており、大学時に50kg級で戦っていた澤田が47.6kgでどんな動きを見せるか、注目だ。

 そして優勝戦線に絡んでくるであろうこの二人がリーグ開幕戦となる11.6新木場大会でいきなり激突する。勝ち方、または負け方で最終戦に大逆転劇があるのもこのリーグ戦の醍醐味。ただ勝つだけでは優勝できない過酷なインフィニティ。初戦でロケットスタートを切れるのは中村か、澤田か。

 他には、2021年5月の後楽園ホール大会で、その澤田を相手にあわや一本勝ちという場面を作り、引き分けている沖縄在住“チュラサングラップラー”小生由紀。

 また、今回のインフィニティリーグでプロデビューすることになる“JKシューター”18歳の加藤春菜(NASCER DO SOL)の参加が決定。加藤は14歳から道場に通い始め、非凡な才能を見せ16歳の時に全日本選手権に出場するなど積極的にチャレンジを続ける注目の10代がエントリーした。

 現在までに、上記4名のエントリーが決定しているが、最後の一枠は果たして誰になるか。

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