▼第4試合 フェザー級 5分2R
×結城大樹(同級世界9位/マスタージャパン福岡)65.8kg
[判定0-2] ※18-20×2,19-19
○岩本健汰(ロータス世田谷)65.7kg
9月の後楽園ホール大会では、全日本アマチュア修斗王者の椿飛鳥を相手に、MMAグラップリングで強いテイクダウンを発揮。金網際のトップポジションから椿を徐々に手詰まりにしてリアネイキドチョークで一本勝ちを極めた。触れれば相手を極めるとまで噂された、そのグラップリングがMMAでも通用することを証明した岩本。
9月20日の大会から、1カ月半のインターバルで2戦目を迎える岩本の相手は、世界ランカーの結城大樹(9位/マスタージャパン福岡)。
元修斗世界ライト級王者・弘中邦佳の門下生となる結城は、MMA9勝4敗4分け。修斗、DEEP、PANCRASE、GLADIATORと渡り歩いた結城は、修斗で4勝1敗4分けと粘り強いグラウンドコントロールに定評があり、2021年7月の元環太平洋王者・仲山貴志との一戦では、完全バックを奪い、リアネイキドチョークを狙うもフィニッシュできずにドローに終わっている。
組み技をベースにする結城が、それをディフェンスに活かしてMMAの総合力で勝り、ランカーの意地を見せるか。それともMMAグラップリングの岩本が、今回も組みで隙を見せずに、わずか2戦で世界ランキング入りを果たすか。
1R、ともにオーソドックス構え。岩本のシングルレッグに金網使い立つ結城。ボディロックテイクダウンを狙う岩本はそのままマウントを奪おうとするが、手を着き金網使い立つ結城。みたびボディロックから尻を着かせる岩本に、フルガードで金網で上体立てる結城。岩本は横に寝かせようとするが金網背に座る結城。
1R、ともにオーソドックス構え。ジャブを突く結城。岩本のシングルレッグには金網使い立つ。ボディロックテイクダウンを狙う岩本はそのままマウントを奪おうとするが、手を着き金網使い立つ結城。みたびボディロックから尻を着かせる岩本に、フルガードで金網で上体立てる結城。岩本は横に寝かせようとするが金網背に座る結城。
2R、結城のジャブに右ローを3発当てる岩本。外側にカットする結城に低いダブルレッグを2度仕掛ける岩本。スプロールする結城に、3度目をシングルレッグから押し込む岩本。左で差して右足で結城の左足を刈って倒した岩本。すぐに金網で上体を立てる結城。小手に巻いてバックは許さず立ち上がるが、再び岩本はボディロックテイクダウン。立ち上がる結城は左で差す岩本に右で小手に巻いて崩しから立ち上がりブザー。
判定は2-0(20-18×2,19-19)でテイクダウンアテンプトが評価された岩本が勝利。