▼第3試合 DEEP JEWELSバンタム級 5分2R
×熊谷麻里奈(K-Clann)
[判定0-3]※18-20×3
○ゆりな(フリー)
熊谷は“北の女武芸者”と呼ばれるマルチファイターで、元々はアマチュアボクシングで活躍しキックボクシングに転身。さらに2018年5月にはMMA、同年9月には素手にバンテージのみを巻いて戦う超過激格闘技ラウェイにも挑戦した。2020年8月と9月の『DEEP』でKINGレイナとキックボクシングルールで連戦して1勝1敗。2020年12月からは本格的にMMAに参戦するもケイト・ロータスとTe-aに連敗中だ。
対するゆりなは、柔道出身。コンバットレスリングや柔術の大会で経験を積み、アマチュアDEEP JEWELSではMMAとグラップリングで勝利。2020年10月にミッコ・ニルバーナとデビュー戦も2R パウンドでTKO負けとなっており、今回1年ぶりの試合で2戦目を迎える。
1R、ローを蹴る熊谷にゆりなはシングルレッグから組み付く。押し込まれた熊谷だがヒザ蹴りを入れながらバックへ回る。向き合ったゆりなは払い腰でテイクダウンを奪うとコーナーを背にして座った状態の熊谷へ顔面へパンチ。
一度立ち上がって投げようとしたゆりなだが、熊谷は堪えてブレイクに持ち込む。右フックを放つ熊谷にゆりながダブルレッグ。そのままコーナーへ押し込む、体勢を入れ替えた熊谷はヒザ蹴り。しかし、ゆりなが首投げ&払い腰で再びテイクダウン。熊谷が起き上がろうとしたところでゴング。
2R、右フックを繰り出す熊谷にすぐにゆりながダブルレッグ。熊谷はコーナーを背にしてテイクダウンを防ぎ、体勢を入れ替えてヒザ蹴り。ブレイク後も熊谷がパンチを放つとすぐにテイクダウンに行くゆりな。投げでテイクダウンを奪うと上から抑え込み、コツコツと鉄槌を打つ。熊谷はブリッジで返そうとするがことごとくゆりなに潰される。
ブリッジで何とか起き上がった熊谷だがゆりなは離さず、首投げで豪快にテイクダウンすると袈裟固めで抑え込みながら顔面を殴る。