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レポート

【DEEP】平松翔が右フックで一撃KO、海飛を担架に乗せる。日本拳法出身・古賀愛蘭が竹林愛留に寝技で完勝、村上彩が玉田育子に鮮やかな腕十字

2021/10/17 21:10

▼第4試合 DEEP JEWELSミクロ級 5分2R
×玉田育子(AACC)
[1R 3分33秒 腕十字]
○村上 彩(フリー)


 村上は全日本柔術選手権2018茶帯ルースター級優勝&柔術アジア選手権2018茶帯ライトフェザー級優勝の実績を持ち、現在は黒帯(女子最速記録)。元キャバ嬢であることを隠さず、プログラマーとして働き、YouTuberでもあり、休日はコスプレイヤー(試合入場時にもコスプレを披露)としてイベントに参加するなど様々な顔を持つ。


 2020年2月のアマチュアDEEP JEWELSで初MMAに挑み勝利したが、7月大会のオープニングファイトでは竹田有里に判定負け。しかし、その試合内容が評価され、10月に出場選手の欠場を受けて急遽本戦に抜擢。須田萌里と対戦し、女子では珍しい足関節技の攻防を繰り広げるなどスピーディーな試合展開で話題を呼んだ。2021年は「アトム級GP 2021」出場にも抜擢されたが1回戦は不戦勝、準決勝は自身の病気で棄権と一戦も行わず終えることに。9月の復帰戦では国内最小最軽量の女子MMAファイターちびさいKYOKAから腕十字で勝利している。


 今回がプロ3戦目となる村上だが、早くも強敵が用意された。対戦相手の玉田はグラップリングからスタートし、2005年7月に修斗でプロデビューした大ベテランで“ジョシカクの鉄人”と呼ばれる。デビュー戦以降は4敗2分と勝ち星に恵まれなかったが、8戦目から突如覚醒。連勝を重ねて当時のトップ選手たちを破り、2010年6月にトーナメントを制してVALKYRIE女子フライ級王座に就いた。


 2015年9月の『VTJ』での浅倉カンナ戦以来、試合から遠ざかっていたが2019年3月のDEEP JEWELS後楽園ホール大会で3年半ぶりに復帰。マドレーヌに判定勝ちを収め、10月もKOTORIに判定勝ちと連勝。しかし、2020年2月には古瀬美月に敗れた。今回はそれ以来の試合。MMA戦績は17勝11敗3分。


 1R、開始と同時にシングルレッグに来た玉田をかわし、すかさずバックを奪う村上の速い動きに場内からどよめきが起こる。バックからのチョークを狙う村上に玉田はブリッジ。


 しばらくその状態が続き、レフェリーからの「アクション」コールで村上はバックから玉田を殴る。玉田は村上の右腕を持って潜ろうとしたが、村上はすかさず玉田の左腕をつかむと腕十字。


 この早業にまたも場内からはどよめきが起こり、村上がそのまま腕十字を極めて鮮やかな一本勝ち。レジェンド超えに成功した。

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