▼第5試合 DEEP 55kg以下 5分2R
○中村真人(レンジャーGYM)
[判定3-0]※19-18、20-18×2
×根本元太(パラエストラ柏)
根本は、伊澤星花と同じ下野サンダーキッズでレスリングを学び、作新学院時代にボクシングでインターハイ学校対抗優勝に導いた主将。パラエストラ柏に入門し、2021年3月にプロデビュー。キンタ・ジ・エンド、多湖力翔に判定勝ちで2連勝中。
対する中村は、フィリピンと日本のハーフ。9歳からグローブ空手を始め、15歳からアマチュアの試合に出場。2018年5月のマッハ祭りでは澤田良を1RでKO。Fighting NEXUSで3連敗後、ダバオで強化合宿を積み、2019年12月にDEEP初参戦。2019年12月のDEEP93では香港出身のサイモン・シェに判定勝ち。2020年3月には多湖力翔にも判定勝ちで連勝も、2週間後のグアムBrawlで腕を負傷TKO負け。2021年6月の前戦で4連勝中の林豊にパウンドでTKO負けし、2連敗中だ。
1R、根本のジャブに中村は左ミドル。ローを連発していく中村はいきなりの左オーバーハンドからダブルレッグ。根本はフロントチョークの体勢に。首を抜いた中村はマウントからバックチョークへ。根本はリバーサルでトップを奪うとパウンド。中村は脇をくぐってバックを奪うと再びチョークを仕掛けていく。
2R、根本がボディロックから足を払ってテイクダウン。パンチを入れる根本に中村はコーナーを背にして立ち上がる。中村は大内刈りで投げるとバックを奪い、チョーク狙いから頭部へのヒジ。そしてパンチを入れながらチョーク、腕十字を狙う。
殴りながら肩固めに移行する中村。ドントムーブ直後に根本がリバーサルするも中村がすぐに上を奪い返し、根本はフロントチョークの体勢に。極まらないと見るや根本はパウンドを狙ったが、中村が起き上がってトップを奪い返して試合終了。