ムエタイ
レポート

【BOM】竹内将生が佐野貴信との接戦を制して新王者に、6大タイトルマッチで5人の新王者誕生

2021/09/26 19:09

▼第8試合 WMCフライ級(50.80kg)3分3R(延長なし)
○竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27×3
×TOMO(K CRONY)


 竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目のIBFムエタイ世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目のラジャダムナンスタジアム王者に。凱旋試合となった12月のWPMF世界ライトフライ級王座決定戦では判定2-0で惜敗したが、2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得。今年2月からRISEにも出場しているが、前戦は数島大陸とドローに終わった。


 対するTOMOはNJKFフライ級5位で戦績は7勝(5KO)6敗1分。5月のイノベーションではスダ456に判定2-0で敗れている。


 1R、竜哉は右ローを多く蹴っておいて右ハイ、ともは長いリーチを活かして右ストレート。組むとともはヒザ、竜哉はヒジを繰り出す。


 2R、ともの右ストレートをかわして竜哉はヒジ。離れると竜哉は右ローを蹴り、左ボディ、ジャブとパンチで主導権を握る。首相撲でのコカしも見せ、完全にペースを握った。


 3R、竜哉は徹底した右ローでダメージを与え、ともの身体が傾くほどの強烈な右ロー。右ストレート、左ボディも織り交ぜるコンビネーションで差をつける。ともも前へ出て右ストレートで勝負に出るが、竜哉は回り込んでのハイキック。


 竜哉が縦横無尽に動いての判定勝ちを収めた。

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