▼第4試合 RIZIN KICKワンナイトトーナメント1回戦 61.0kg 3分3R
─皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級王者)
[1R 0分43秒 ノーコンテスト]※偶発性のバッティングによるもの
─梅野源治(PHOENIX/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
皇治は、無類のタフネスと歯に衣着せぬ言動で2019年まで新生K-1の中心選手として活躍。4歳から空手、日本拳法を中学時まで取組み、空手では魚本流で全国1位、日本拳法では全国2位になっている。2018年12月にはK-1で武尊と壮絶な殴り合いを繰り広げた。2020年7月、RIZIN参戦を表明して9月に那須川天心と対戦したが判定負け。同年大晦日には五味隆典とパンチのみのスタンディングバウト特別ルールで対戦したが、判定負けでRIZIN移籍後は勝利をあげられていない。
梅野は2007年11月にプロデビューするとWPMF日本スーパーバンタム級王座、WBCムエタイ日本同級王座、M-1フェザー級王座、WPMF世界スーパーフェザー級王座、WBCムエタイ・インターナショナル同級王座を次々と獲得し、2014年11月には日本人初のWBCムエタイ世界(スーパーフェザー級)王者に。2016年10月にはヨードレックペット・オー・ピティサックを破り外国人として史上6人目のラジャダムナンスタジアム(ライト級)王者となる快挙を達成。2019年は得意の首相撲とヒジ打ちを封印して『RISE』の世界トーナメントに出場し、決勝へ進出するも白鳥大珠にKO負け。その後はムエタイに復帰して1勝1敗、2021年2月にはRISEに再び出場してノラシンからダウンを奪っての判定勝利。3月には『BOM』でムエタイ復帰後の1敗を付けられたキヨソンセンにリベンジしたばかり。
1R、グローブタッチした両者。梅野セコンドには久保賢司、皇治セコンドには左右田泰臣がつく。先に前に出て左を振る皇治。左ボディも。下がりながら梅野はローも距離が足りない。つかまえての首相撲&ヒジが無いなか、詰めて頭から入る皇治は左右も放つがバッティング。出血する梅野は鼻を押さえる。