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【RIZIN】白鳥大珠が決勝で皇治を破り優勝! バンタム級GP大阪ラウンドは激闘の金太郎、ボンサイ柔術ヤマニハ、大塚隆史、瀧澤謙太が2回戦進出

2021/06/27 13:06

▼第5試合 RIZIN KICKワンナイトトーナメント1回戦 61.0kg 3分3R
〇白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝)
[1R 1分38秒 KO] ※左フック
×高橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級&フェザー級王者)


 白鳥は那須川天心の盟友で、キックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」でヘクター・サンチアゴ、セクサン・オー・クワンムアン、梅野源治を下し優勝。世界王者のベルトを巻いた。10月と大晦日にはRIZINで大雅と連戦して2連勝するなど怒涛の12連勝を飾ったが、2020年10月の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」準決勝で直樹に初回TKO負けを喫し、連勝がストップ。今年2月には原口健飛にも判定負けで連敗を喫しており、再起を懸ける。


 高橋は“高橋三兄弟”の次男で、近年は『KNOCK OUT』にも参戦。2017年12月には小笠原瑛作からダウンを奪って引き分け、2018年5月には宮元啓介、9月には瀧澤博人から勝利を奪い、2019年6月にはホームのNKBでバンタム級に続いてフェザー級のタイトルも奪い、2階級制覇に成功。10月には大ベテランの国崇にもTKO勝利。2020年は「ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント」で決勝へ進出したが、村田裕俊に延長戦で敗れて優勝を逃した。7月にRISEフェザー級王者・工藤政英とは延長戦までもつれ込みドロー。2021年は2月にWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・山浦俊一をハイキックでKOしている。白鳥と同じく皇治が苦手とするサウスポー。



 1R、ともにサウスポー構え。対峙すると白鳥の身体が大きい。1階級下の高橋も左ローから。白鳥も左カーフキックを返すと、高橋は右足の動きが鈍る。詰める白鳥は左を当てて左ヒザをボディに突き刺すと左フック! ダウンから立ち上がった高橋に、さらにワンツーでKO勝利。1回戦をほぼダメージ無く勝ち上がった。

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