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【RIZIN】朝倉未来が失神一本負け! クレベルが三角絞め極める。那須川vs.3人、ライト級王座戦サトシがムサエフを極めて王者に! バンタム級GP朝倉海、井上直樹らが勝利

2021/06/13 15:06

▼第6試合 バンタム級トーナメント1回戦 5分3R
〇井上直樹(Serra Longo Fight Team)
[1R 1分58秒 TKO] ※タオル投入
×石渡伸太郎(CAVE)


 石渡は2006年3月にプロデビュー。2011年にパンクラスでバンタム級王者になると、2012年9月には宇野薫に勝利。2013年6月、堀口恭司に壮絶な試合の末に5RでKO負け。2014年大晦日に大塚隆史に初回TKO勝ち、2015年12月にはビクター・ヘンリーに判定勝ち。2017年にはRIZIN世界バンタム級GPに参戦すると、決勝へ進出して堀口との再戦を実現させたがKO負けでリベンジならず。扇久保らとRIZINバンタム級四天王と呼ばれる存在となり、佐々木憂流迦に一本勝ち、扇久保には判定2-1で惜敗。その2019年大晦日の扇久保戦で拳を骨折し、長期欠場となっていた。


 元UFCファイターの井上は、2020年2月のRIZINデビュー戦でプロボクシングでも2戦2勝の強豪トレント・ガーダムに判定勝利。8月には渡部修斗にリアネイキドチョークで一本勝ちしている。さらに大晦日では元谷友貴にリアネイキドチョークで圧勝。今大会ではかねてから対戦を熱望していた石渡との対戦が実現した。


 1R、サウスポー構えの石渡、オーソドックス構えの井上。井上は先に左ローを3発当てる。右の大きなフックを見せる石渡。さらに右ローも。前後にステップする井上を右で押し返す石渡。


 右カーフキックを狙う石渡。入りに右ハイを打つ井上。右前蹴りで詰める井上に右ストレートを当てる石渡! テンプルにもらった井上。



 片ヒザが崩れる井上を詰める石渡に、井上はダメージがあるなか、石渡の左をかわして右! 足元が泳いだ石渡に、さらに右を入れてダウンを奪うとサッカーキック! 石渡陣営からバトン(タオル)が投入された。井上直樹、恐るべき、強さを見せて、1回戦を突破。



 井上は、試合後スケッチブックに、あらかじめ用意した勝利のマジック文字を見せ、RIZINガールが読み上げるなか「お忙しいなかお越しいただき、ありがとうございます。得意のチョークで取れて良かったです。このまま勝ち抜いて優勝します。あのー、えーと、いつもお世話になっているソニックスクワッドとペダリストの皆さんありがとうございます」との言葉を笑顔で披露した。

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