キックボクシング
レポート

【新日本キック】勝次がチャンスを逃さずTKO勝ち、重森陽太は健太との実力者対決に勝利、リカルド・ブラボが豪快KO勝ち

2021/06/06 21:06

▼セミファイナル(第6試合)62.5kg契約 3分3R
〇髙橋亨汰(伊原道場本部/日本ライト級王者)
TKO 2R 1分47秒 ※レフェリーストップ
×リュウイチ(フリー/TENKAICHIスーパーライト級王者)

 高橋は2020年10月に健太からダウンを奪っての勝利、今年4月には山浦俊一にも判定勝ちで連勝中。今大会ではなかなか相手が決まらない中、4月に重森と対戦したリュウイチに落ちついた。空手出身の高橋に対し、リュウイチはアマチュアボクシング出資。


 1R、サウスポー同士。高橋はジャブを出しつつ、前足の右足でのミドル、インロー、顔面前蹴りを的確に当てていく。左カーフキックも強烈に決まり、リュウイチの足が流れる。そこへ高橋が右ハイ。リュウイチは左右フックをようやく繰り出すが、左カーフで大きくバランスを崩す。


 2R、左カーフで大きくバランスを崩したリュウイチに、高橋がもう一度カーフを蹴ると見せかけての左ハイキック。これが見事に決まり、グラついたリュウイチに高橋がラッシュ。右ヒジでダウンを奪う。


 立ち上がるもダメージは明らかなリュウイチへ、高橋は容赦ない顔面前蹴りを叩き込み、コーナーへ吹っ飛ばすとパンチのラッシュ。右フックでリュウイチが崩れ落ちたところでレフェリーストップとなった。

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