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【RISE】一馬が戦慄の新必殺技「上弦ノ三日月蹴り」で47秒KO、タイトル奪取をアピール

2021/05/23 20:05

▼第3試合 フライ級(-52kg) 3分3R
×聖愛(魁塾/ミネルヴァスーパーフライ級王者)
判定0-3 ※29-30、28-29×2
〇YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張/初代J-GIRLSスーパーフライ級王者)


 聖愛は関西の名門・魁塾所属の女子大生。2020年2月にNJKF ミネルヴァ・スーパーフライ級タイトルマッチに勝利して高校生の内にチャンピオンになるという目標を達成したが、同年9月の初代RISE QUEENフライ級王座決定トーナメントではまさかの計量オーバー。トーナメントは失格となり、陣内まどかとワンマッチで対戦したが判定負け。2021年2月の『ミネルヴァ』ではIMARIの挑戦を受けての初防衛戦に臨んだが、ドロー防衛。今回のRISE“みそぎマッチ”でスッキリした勝利を目指す。


 YAYAはタイでプロデビューし、7勝1敗の戦績を残して帰国後は5戦負けなし。2019年10月に初代J-GIRLSスーパーフライ級王座決定戦を制し、王座に就いた。力強い右ローと右ストレートが得意で、手数も多い。2020年はNJKFの「S1レディース バンタム級ジャパントーナメント」に参戦し、11月の決勝へ進出するも☆SAHO☆に敗れて準優勝に終わった。


 1R、飛び込んでの右フックをヒットさせたYAYAが一気にラッシュ。前蹴りで体勢を立て直した聖愛はミドルで距離をとり、突っ込んでくるYAYAにフックを合わせて回り込む。その後もYAYAが前へ来るところに右ミドル、ワンツー、右フックを合わせる聖愛。


 2Rも前へ出てくるYAYAに右ストレート、左右フック、ヒザを合わせる聖愛。自分からはジャブ。突進してパンチを出すYAYAに対して聖愛は待ちの戦法。突進をかわしての右ストレートもヒットさせるが、YAYAはものともせずにフックを振って突進を続ける。


 3Rもガムシャラに突進するYAYA。右ボディストレート、右フックが聖愛の顔面を捉える。聖愛は待ちの姿勢で右を何度も突進に合わせるが全体的に手数が少ない。


 判定は3-0で終始アグレッシブに前へ出て攻めの姿勢を見せ続けたYAYAの勝利となった。

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